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2020.06.15

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

特別支援教育の未来は明るいと思います。
この先、どんどんよくなるはずです。
 
2019年度から大学の教職課程で「特別支援教育」が必修科目になりました。「特別支援教育」は、教員を目指す人にとっての基礎知識になるわけです。
 
やや固い話になって恐縮ですが(すぐ終わります)、日本の学校教育は文部科学省が定めた「学習指導要領」に添って行われます。その学習指導要領の特別支援教育の部門を担当していた田中裕一氏(前・前文科省初等中等教育局特別支援教育調査官)が、教員向けの雑誌のインタビューで次のように語っています。
 
 もし、ここで次のステージがあるとすれば、
「これだけ他の子にも分かりやすく伝えたのに、この子には伝わらない。もしかしたら、この子はもっと別の支援が必要なのかな?」という視点です。同じように教えたからといって、学級にいる全員の子が同じようにわかるという認識はもう通用しないんです。私は、その認識自体が、多様性を排除していると思います。
(『教育技術小一小二 7/8月号 小学館)
 

 
そこで、特別支援教育の視点が必要になってくるわけです。
 
その一例として、田中氏は小学校の国語科を例にあげています。
 

 
要は、困難さを抱えている子には、「指導上の工夫」「個に応じた様々な手立て」を学校が講じなくてはならないということです。その子に応じた学び方で教えましょうということであり、子どもにとっては自分にあった学び方を知ることもまた大事になってくるわけです。保護者としても知っておくといいと思います。
 
音読で文字を追いながら読めないのも、声に出して発表できないのも、その子のせいではないということなんです。

「ウインウインの関係といいますが、先にウインになるのは子どもなんです」という田中氏の言葉もぐっときました。
 
この雑誌では、私も取材して書いているページがあります。また、これについてもお伝えしますね。

 
 
 
 

トビラコ店主

 
 

 

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