トビラコへようこそ！

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

雨の季節に必要なのは、
 
１）手荷物をできるだけ少なくするグッズ
 
２）心の安定ためのグッズ
 
１）と２）は、発達障害の子の場合、往往にして連動していると思います。というのも、傘をさして手荷物があるとそれがストレスになる子もいるからです。私たちでも、傘をさしたまま大きな荷物を持つのは嫌ですよね。学校に通っている子どもたちは、その上ランドセルも背負っています。
 
ランドセルを背負って、片手に傘、片手に体操着などが入ったきんちゃく袋。この手がふさがった状態がストレスになります。トビラコは、この季節に、ランドセル専用ポーチ（体操着、上履きなどをすっぽり収納）やレイポンチョやレインコート専用のポーチをおすすめしています。
 

荷物を気にしなくてすむ道具として、「てぶラン」「ニューランバ」「かっぱっぱスウ」がおすすめ。それにしても、子どもが持ち帰る荷物って、なんであんなにたくさんあるんでしょうかね。
 

 
もうひとつのおすすめは、療育アロマです。
 
雨の季節は、気圧の変動が激しく気持ちがどよ〜んとしたり、逆にパニックに近い状態になる子もいるようです（特別支援学校教師談）。これは、気圧の変化に体がついていかないからです。具体的には自律神経のバランスが崩れることが原因。
 

 

アロマは香りを嗅ぐことで自律神経を整えます。好きな香りをかいて落ち着くというのは誰でもが経験あると思いますが、これもやはり自律神経に働きかけているからだそうです。気持ちが不安定な時はリラックスする香りを、どよーんとして気持ちが落ち込みそうな時は、スッキリした香りを。子どもに扱いやすいのは「貼る療育アロマ」かもしれません。香りを不織布のシールに染み込ませてあります。皮膚以外ならどこにでも貼れます。傘の裏に貼ると傘の中が好きな香りの空間になります。ランドセル、ノート、下着など何にでも貼ることができて、「香りのお守り」にもなります。
 

 
ちょっとした工夫なんですが、雨の季節にお役に立てればとご紹介しました。

 
 
 
 
 

トビラコ店主

 
 

 

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トビラコが編集した本
 
『発達障害の子のためのすごい道具』（小学館）
 

 
 
『発達障害　あんしん子育てガイド』（小学館）
 

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