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2020.06.24

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

電車ドリルの話、本日は「ひらがな」です。
 
これも、すごい。よくできています。電車好きでこれからひらがなを覚える子には強くおすすめします。『7さいまでに楽しくおぼえる でんしゃの ひらがないれんしゅうちょう』(学研プラス)
 

 

1ページ目が「し」で始まっています。
 

 
2ページ目は「く」です。
 
もう、この2ページを見ただけで、あ、これはいい!と思いました。
 
「あ」から「ん」までのひらがなで、子どもが一番書きやすいのが「し」だそうです。その次が「く」。「つ」「て」という人もいます。子どもに書き方を教えて30年という「児童かきかた研究所」の所長からお聞きした話です。その先生は、子どもが書きやすいひらがなから始まるひらがなドリルを作成していました。
 
「あ」から始まるひらがなドリルをたまに見かけます。でも「あ」という文字は、微妙な曲線があって、慣れない子にとっては書きにくい文字です。そこへいくと「し」はとても書きやすい文字。まっすぐにおろしてきて、先をちょっと曲げて尻尾を書くようにするだけ。「しっぽさん、しっぽさん」と言いながら、教えている先生を見たことがあります。
 
電車ドリルを作成している人たちは、こういうことがわかっています。しかも書きやすい文字から始まる電車を載せています。「し」は「しまかぜ」、「く」は「くろしお」です。該当する電車がなくても鉄道関連の言葉です。「へ」は「へんせい」というように。

 
ともかく、すべては電車に関連したものばかりなんです。もうひとつ、いいなと思ったのは、文字を書く四角いマスが大きいことです。3センチ四方のマス。マスの大きさもすごく大事なんです。マスが小さいと、マスから文字がはみ出したりして、それだけで書くのが嫌になることがあります。
 


 
途中、休憩タイムも、もちろん電車関連です。違いを見つける問題ですが、これは注意力を養うのにもいいかもしれません。
 

徹頭徹尾、電車。電車好きの子をの心をわしづかみにしながらも、文字の習得がきっちりできるつくりです。隅から隅まで、感心しました。

 
 

トビラコ店主

 
 

 

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