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2020.07.02

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

大事な情報で、多くの人に知ってほしいのに、地味すぎて、届かないということがあります。そのひとつが、
 

独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所のインクルDB(インクルーシブ教育システム構築支援データベース)です。名前からして固くて、近寄りがたいですよね。
 

でも障害を抱えた子の保護者であれば、情報源のひとつとしてブックマークしておいていただきたいなと思います。
 

国立特別支援教育総合研究所自体は教師など専門家のための研究機関ですが、その中のインクルDB(インクルーシブ教育システム構築支援データベース)のページは、一般の人も使える情報がいろいろあります。

 
特に、実践事例のデータベースは、参考になるかもしれません。障害の種類、通っている園や学校の種類、年齢や学年などをチェックボックスでチェックすると、たちどころに該当する事例が掲載されています。
 
例えば、ADHD→ 特別支援学級 → 小5をクリックしてみました。
 
すると、次のような事例が出てきました。
 
 A児は、知的障害、自閉症スペクトラム及び注意欠陥多動性障害の診断を受けている知的障害特別支援学級に在籍する小学5年生である。
 他の児童と遊ぶことを好むが、相手の気持ちを考えずに行動してしまうことがあり、トラブルになることが多い。衝動性が高く、目にした物に興味が向いて、場を考えずに行動に移してしまうため、集団で行動する場面でルールを守ることが難しい。また、注意されると反抗的な言動を見せることが多くなる。
 学校では、集団生活における適応やコミュニケーション能力の向上を図るとともに、学校関係者と行政、福祉等の関係機関職員等による話合いや他校とのネットワークづくり等を通して、対象児を支援する体制を整えている。また、視覚支援や一日を振り返る活動等を通して見通しをもち、落ち着いた学校生活を送ることができるようになってきている。
 ファイル名:H30 0024SP5-IDAuAD

 
事例をいくつもみていくと、打つ手は必ずあるということがわかります。

 

教育相談をみてみます。

例えば、こんな相談。字の認識が全く逆です。どのように指導すればいいですか。
 
次ようにな回答です。
 
学校へ入学しても、しばらくは鏡文字で書く子どももいます。国語の時間に字の練習をしていくにつれ正しい文字が書けていく子もいるのですが、その中に何人か特別に配慮した指導の必要な子どもがいます。
 
鏡文字になる要因として考えられることに、形を正確に捉えることが難しい、形を正確に記憶することが難しい、目と手を協応させることが難しい、左右上下など位置関係を理解することが難しいなどが考えられます。
 
練習の内容として、目と手の協応(線結びなど)・位置関係の練習(左右・上下関係)・左右の位置関係の間違い探し等があげられます。また、字を書くときにはことばによる意味づけを行ったり、マス目の大きい用紙を使うなどした配慮が必要です。

 
点つなぎ、間違い探しなどはプリントなどもありますよね、遊び感覚で家庭でもできます。
 
インクルーシブ教育システム構築に向けて<保護者向け> というコーナーの質問では、
 
例えば、このような相談。高等学校入学者選抜に際して「合理的配慮」として提供してもらいたいことがあります。どこに相談すれば良いですか?
 
入学者選抜とは、入試ということです。
 
答えは、以下の通りです。
 
高等学校入学者選抜に際しての「合理的配慮」については、今通っている中学校の進路担当の先生に相談するほか、希望する高等学校に問い合わせること等の方法が考えられます。
 
 なお、高等学校によっては、障害のある生徒に対して、高等学校入学者選抜における特別な配慮が行われてきました。特別な配慮の例としては、別室受検、会場・座席位置の配慮、補聴器・拡大鏡・車椅子等の補助具の使用、ヒアリング試験での配慮、時間延長等が挙げられます。

 
いろいろと配慮してもらえることがわかります。実際に別室受験など配慮してもらった子たちを知っています。一人は高校、もう一人は大学です。二人とも合格しました。こうしたことを知っているのと知らないのでは、全然違います。
 

インクルDBは、就学前から高校くらいまでの幅広い年齢のケースをとりあげています。今は子どもが小さかったとしても、この先を見通しておくのにも役に立つと思います。
 
国が決めたことに基づいた回答なので100%信頼できます。ただ、お役所言葉風で読みづらかったりするところもありますが。
 
このような情報は、特に積極的に発信されているわけではないので一部の人にしか行き渡らないであろうことが残念です。メルマガも発行しているので、配信してもらってもいいかもしれません。配信されると、そうだ、こういうところがあったと思い出しますから。情報も更新されますしね。
 
メルマガは、国立特別支援教育総合研究所トップページの下の方にあります。
 
国立特別支援教育総合研究所は、年一回一般公開されています。写真は。昨年11月に一般公開されたの展示物の一部。スヌーズレンルームでは、トビラコの療育アロマが使われていたこともあります。
 

教材の展示室にて。


聴覚障害の研究のための無音の空間。

スヌーズレンルーム。

感覚刺激グッズ。

資料や図書も豊富に収蔵。


 
 
 
 
 

トビラコ店主

 
 

 

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