お知らせ一覧

2020.07.04

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

毎年、梅雨時は療育アロマを使ってのアロマのセミナー&ワークショップを開催していたのですが、今年はコロナの影響で中止を余儀なくされました。
 
最初は年1回12月の開催でした。予想以上にお申し込みをいただき、参加者の人数分のキャンセル待ちが出てしまい、毎回申し訳ない気持ちになっていました。そこで半年後の6月にも開催しようとなったわけです。6月といえば梅雨の季節。なりゆきで梅雨時の開催なったのですが、この季節にしてよかった。いや、この梅雨の季節に開催すべきとまで思うようになりました(途中さらに増えて3月にも開催するようになりましたが)。
 

気圧や気温の変化の激しい梅雨の季節は、自律神経が乱れやすい時期ともいえます。自律神経を整えるのに、精油(エッセンシャルオイル)の香り成分がとても有効です。このことがあまり知られていないかもしれないと思い、ここで少しだけお伝えします。
 
ちょっとセミナー風に、説明すると次のようになります(この説明飛ばしてくれてもいいです。私がアロマの学校に通っているときの課題として提出したものなので、やや難しげに書いています)。
 


 
空中に匂いの分子が分散。

 ↓

匂いの分子が、鼻腔粘膜に存在する「匂いを受け取る神経細胞」の先端に付着。

神経から神経をつなぐ電気インパルスとなって「嗅覚を伝える嗅神経」に添って脳に入る。脳の大脳辺縁系、大脳皮質に伝わる。

大脳辺縁系は、快不快や情動を司るため、匂いを嗅ぐと心地よい気分になったり、記憶に影響を及ぼす。

大脳辺縁系の側に視床下部が存在。視床下部は自律神経系の中枢のため、匂いにより、神経をおだやかにしたり、元気づけたり、自律機能に影響を及ぼす。

 
というわけで、鼻から脳に伝わり自律神経系などに伝わるわけです。
 

ただし、エッセンシャルオイルは100%植物であることが重要。というか、100%植物成分が精油でありエッセンシャルオイルなんですけどね。似たような香りの化学成分ではこうはいかないようです。それは、本物の野菜は栄養があるけど、化学成分で作られた野菜(があったとして)では、栄養にならないというのに似ているかもしれません。あまり適切な例えではなかったかもしれませんが。。。
 
特にマッサージオイルとして精油を配合する場合は、100%植物でないと体に害ですらありますので注意が必要です。毛穴から体内に植物のエキスが取り込まれるからです。
 

 

 

 
精油は植物の芳香成分のエッセンスです。ヒトは植物の力を借りて、心身のバランスを整えたり、元気づけられたりしているわけです。
 
気圧や気温の急激な変化=自然の変化に適応するためにも、植物の力を借りることができます。
 
発達障害の子(人)は、自律神経のバランスが崩れやすく、そのために疲れやすかったり、逆に疲れを感じにくかったり、体温の調整がうまくいかなかったり、気持ちの切替えができなかったり、夜眠れなかったり、朝起きることができなかったり、と普段から日常生活にもさまざまに影響で出てきます。
 
そこへもってきて、自律神経にもっとも影響する気圧や気温の変化の激しい時期は大変です。なので、この時期には特に精油を生活習慣として使っていただければと思っています。
 
 
 
 
 

トビラコ店主

 
 

 

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