トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
児童精神科医の佐々木正美さんは、ご自身のお子さんが発達障害であったことから、同じ境遇の親たちにたくさんの道しるべを残してくれました。
悩んだとき、迷ったときに佐々木さんの道しるべを頼りにするといいかもしれません。子育て雑誌の編集をしているときに、幾度かお目にかかったことがありますが、発達障害の話になると、よくぞ聞いてくれたという感じで積極的に発言をされていました。
最後となってしまった佐々木さんのインタビューで「発達障害の子どもをもつお母さんへ」(『発達障害あんしん子育て』掲載)として、まとめさせていただきました。
ひとつの道しるべとしてここにご紹介します。
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発達障害の子どもをもつお母さんへ
1)大切に育てられたと実感できること。それが何より重要です
子どもの特性を理解して、子どもが安心して暮らせる環境を整えましょう。
小さなうちはお母さんに愛されたという実感を持つことがいちばん大事。子どもの願いを聞いて、甘やかしてあげましょう。自己肯定感が育まれ、人生を幸せに生きていくことができます。
2)子どもから頼まれたことだけすればいい
子どもが苦手なことへの手助けは大事ですが、よけいなことを言ったり、やったりしないよう気をつけて。
お母さんは子どもに頼られたことだけをすれば十分です。できることや得意なことに目をやって、ほめて伸ばてあげましょう。
3)「みんなと同じ」である必要はありません
ほかの子と「比べない子育て」は子育ての基本です。
その子らしさ、その子の一番得意が発揮できればよし、子どもの「できた」喜びをお母さんの喜びとして、子育てをしてください。きっとお母さんも幸せになれます。
『発達障害 あんしん子育てガイド』(tobiraco編 小学館)より
トビラコ店主
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)