お知らせ一覧

2020.07.15

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 
 

小さい頃には許させていたことが、思春期、大人になると許されないことがあります。場合によっては犯罪になりかねないことだってあります。
 
性的なことに結びついたり、他人との距離であったり。こうしたことは暗黙の了解で身につく子とつかない子がいるように思います。では、どんなことに注意すれがよいか。これまでに、いろいろな先生や支援に関わっている方からお聞きした話をまとめてお伝えします。
 

保育園や幼稚園時代、女の先生が大好きで、ほっぺにチュッとしたり、スカートをめくったり。まわりも親も「(女の)〇〇先生が好きなんだね」とほほえましく見たりするかもしれません。でも、その男の子は小学生になっても女の子のスカートをめくります。まあ、ダメでしょうが、いたずらっ子にはあるかもしれません。そして思春期に、これをやったらまわりが引きます。大人になったら痴漢行為です。異性にむやみにベタベタするのはダメです。思春期以前に問題になりそうな芽を摘んでおくこと。特別支援学校の先生に聞いた話です。
 
その特別支援学校では、小学1年生(幼稚部もそうだったかも)から着替えるときは、必ず天井からぶら下がっているカーテンを引くようにと教えています。「着替えているところを人に見せない(見ない)」をあたり前にするわけです。異性の体に興味を持つ前にそれをしておくことが大事と、先生は話してくれました。
 
着替えの話が出たついでに。いくら同性しかいないとしても、体操着に着替えるのにいきなりパンツ一枚になってからだとまわりからは奇異な目で見られるかもしれません。上半身(下半身)を着替えてから下半身(上半身)という順序も、この学校で絵カードを使って教えています。先日、取材させていただいたときの写真です。着替えの順番がわからない子にもいいとか。
 

 
お風呂について。これは知的障害、発達障害の就労を支援しつつ生活の支援をしている人の話です。息子が高学年以上なら異性である母親がむやみにドアを開けるべきではないし、逆に息子が母親の入浴中にドアを開けたら注意すべきです。「異性が入浴中はドアを開けない」をあたりまえにしておくように、ということでした。
 
女の子でも同じです。異性にベタベタするのはとても危険と思います。むやみに異性に触らないようにすることは女の子にも教えておく必要がありますよね。あと、パンツ丸見えで足を広げて座っているスカートの子。これは親が注意すべきでしょう。私も小さい頃、よく注意されましたね。こうしたことは学校ではあまり教えないかもしれませんが、ルールとして教えておく必要があると思います。理屈はともかく、ダメなものはダメなんです。
 
 
 
 

トビラコ店主

 

 

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