tobiraco（トビラコ）

2020.07.23

トビラコへようこそ！

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜

この季節、毎年話題にしていただくのが「ランドセル専用ポーチ　てぶラン」です。

お客様からはメールをいただくことが多いのですが、今年は、ツイッターでも話題にしていただきました。少しだけですけどね。でも「てぶラン」をご紹介したのは、かれこれ3年前です。それなのに、リツートして使い心地の感想をアップしてくださいました。ありがたいことです。と同時にとても勉強になりました。

使っているお子さんが「凄く楽になって喜んでます」というくだり、とってもうれしいです。そして、いつも、お使いいただいている方の声は想定外です。いい意味で、ですけど。

てぶらんやニューランバは、たくさんの荷物を一つのポーチにまとめて入れるとラクですよ、荷物で手がふさがらないから、傘をさしても安全ですよ、そんな商品開発の意図をお伝えしていました。

でも、驚いたのは、ツイートしてくださった方は筆箱を入れているんですね。これは本当に驚きとともに感動しました。そうか、そうか、筆箱を机の中に置き忘れるということは、十分にあります。忘れ物の女王だった私もやらかしました。余談ですが、さらに上がいて、ランドセルを置き忘れて帰って、家の近くまできて気づいて戻ってくる子もいました。

ランドセルの中というのは、とても混み合っています。教科書、ノート、プリント類、きれいに整頓されていないまま突っ込まれていたとしたら・・・。筆箱は全く別物として収納したほうが忘れないということなんでしょうね。

もう一つ。参考になったのは、マジックテープで留めるだけの収納ケースではダメだということです。ツイートの方は、カバンにマジックテープで簡単に取り外しできるタイプだったのでしょうか。一見すると便利です。でもその「取り外し簡単」が、かえって置き忘れの原因となっていたわけです。こういうことは、実際に使ってみないとわかりません。

プラスチックの板とともにガッチリとランドセルにポーチが密着。

てぶランは、ランドセルにプラスチックの板を差し込んでそこにポーチをつけるタイプなので、簡単に取り外したりはできません。開発者の三ツ木一浩さんの製作意図は、「走った時にもランドセルに密着しているように」、だから、手ぶら＋ラン（走る）＝てぶラン、だったのですが、取り外しが簡単にできないからいい場合もあるんですね。

ほんとに、使っている方の声は勉強になります。今後ともお使いいただいている方の声をお待ちしております。

トビラコ店主

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小学館の子育てサイトHugKum（はぐくむ）に連載していました。
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