お知らせ一覧

2020.07.27

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 
 

これがあると、授業を受けやすくなったり、学習しやすくなったりするのが「合理的配慮」といえます。これがあるとの「これ」とは、モノであったり、時間(延長)であったり、環境(座席の位置など)であったりします。
 
ただ、問題は「合理的配慮」という言葉がほとんど知られていないことです。どのくらい知られていないかというと、日本中の8割の人は知りません。知っているのは2割(2019年時点)だそうです。調べた文科省の人がつくづく嘆いていましたね。2割のうちの1割は関係者、教育や福祉関連の人たちと推測されます。障害のある子の親も知らないことがあります。
 
つまり、熱心に勉強している人以外は知らないということなんです。やはり福祉は申請主義であり、知っている人だけが制度を享受できるんだなあと思いました。
でも、それではダメです。ことに学校での合理的配慮は、その子の将来にも関わってくる問題です。
 
これがあると、うまく授業が受けられたのに、学習ができたのに、叶わなかったということになってしまいますからね。
 
「合理的配慮」という言葉も、なんだか近寄りがたい感じがしますよね。お役所言葉や法律用語のようにとても難しく感じてしまって、理解するのはムリムリと思わせる匂いがします。
 
そもそも、子育て中の親はとても忙しくて、合理的配慮とは、なんて勉強している時間がありません。
 
なので、ここは、モノで責めていくというのもありかとトビラコとしては考えるわけです。
 
「これがあると(これをしてくれると)学校でうまくいく」という基準で、トビラコで提供できるものは何かを考えてみました。
 

1)ソプラノリコーダ用演奏補助シール
困り感:指先を音や音符と合わせることが苦手。

指が滑らない特殊素材のシール。

学校では特に申請しなくても使えるはずです。学校の先生が推奨している場合もあります。
 
2)目にやさしいmahora(まほら)ノート

困り感:視覚過敏で白い紙が苦手。

目にやさしいラベンダー色とレモン色。罫線にも配慮。

ノートを決めている学校もあります。その場合、先生に相談してみてください。特別支援学校の先生からまとめてご購入いただくことがあります。
 
3)キットパス

困り感:失敗を極端に怖がる。

失敗しても何度でも書き直せる画材。

学校に特に申請しなくても大丈夫だと思います。指定の画材という学校もあるかもしれませんが、その場合は先生に相談してみてください。
 

4)姿勢保持用椅子 ザフシステムスクール

困り感:体のバランスをとるのが難しく姿勢を保てない。

自然な傾斜でラクに姿勢をサポート。
トビラコの場合、個人宅でお使いいただくことがほとんどですが、もともとは学校用に開発されています。学校の先生と相談して、まずはデモ機でお試しになってはいかがでしょうか。
 
5)3キロの安心ひざかけ

困り感:椅子に長時間座ると、そわそわして落ち着かない。

重さでそわそわ感を落ち着かせるひざかけ

個人宅だけではなく、施設でもよく使われています。学校でお使いになるのもありだと思います。
 
トビラコでご案内できるのは、これくらいなんですが、「これがあるとうまくいく」グッズ、まだまだあります。ぜひ担任の先生に相談してみてください。

 
 
 
 
 

トビラコ店主

 

 

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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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