トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
知的障害のある子、多動な子、言葉でうまく伝えることができない子には、やはりあったほうがいいだろうなという見守りツールを発売します。
「見守りGPSサービス まもサーチ」です。
子どもは端末をもち、大人がスマホで「今、どこ」を確認。子どもが端末から「今、ここ」を発信できるサービスです。
ときどきSNSで、行方不明になった障害のある子(人)の情報を求める投稿を、見かけることがあります。胸が痛みます。その後、見つかったのかどうかもとても気になります。
障害のある子(人)の行方不明の数はどのくらいなのでしょうか。
年齢層別に人口10万人あたりの数が見てみると、次のようになります。
令和元年における行方不明者の状況(警察庁生活安全局生活安全企画課)
最新の統計は、令和元年です。統計によると、20歳代がもっとも多いのですが、これは自分の意思で「行方不明」になっている可能性も否定できないような気がしますね。要は「家出」です。確かめようがないので、なんともいえませんが。
20歳代に続き、多いのが10歳代です。人口10万人あたり139.4人です。この中には障害のある子もいるはずですが、そこまでは把握しきれていないようです。家族から捜索願いが出た時点でわかるはずなので、障害のあるなしも数字にしていただきたかったと思います。どのような状況でいなくなることが多いのかがわかると、対策も立てられるかもしれません。何より、数字を出すことで、「障害のある子が行方不明になる」という事実に目が向けられるようになります。
知的障害者の施設で長年働いているベテランの支援員さんに聞いた話です。
昔、その施設は入所している子が、一時的に見当たらなくなることは時々あったそうです。電車で1時間以上かかるところで、発見されたこともあるとか。これは近くにいた人が、「ちょっと変」ということで、交番に連れて行ってくれて発見されました。さすがにその時は、職員全員肝を冷やしたとのこと。それはそうでしょう。どの子も無事に戻ってきてくれたので、思い出話しとして語れるわけですが、そうでなかったら。。。
GPS端末は、障害のある子の場合「見守り」というよりも、安全、防犯という観点で、必要なのではないでしょうか。
GPSの端末があったら、行方不明にならずにすんだ子はいたはず。そんな思いで発売します。
トビラコ店主
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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