トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
具たくさんの味噌汁があれば、おかずは不要。
料理研究家の土井善晴さんは、語っています。(「一汁一菜という提案」)
しかも、その味噌汁というのが、出汁(だし)いらずです。具を煮立てた中に味噌をとくだけ。なんで、今まで出汁を使っていたんだろうというくらいに、なんの支障もありませんでした。私の「味噌汁観」を根底からくつがえしてくれました。
味噌汁の具は、なんでもよし、というのも土井流。トマトやキュウリでもいいんですよ。これも驚きです。で、キュウリを厚切りにして入れてみました。美味しいです。
具だくさんの味噌汁には、ちょっとした思い出があります。
もう15年くらいも前の話です。朝がとても苦手という学習障害の女の子のお母さんを取材させていたときのことです。今ほど、学習障害というのも知られていませんでした。
それまで女の子は、朝はギリギリまで寝ていて、前の日のピザの残りを温めるとかという食事だったそうです。それが、ある先生の本に、早起きと、具沢山の味噌汁が良いと書かれていたので、それを実践しました。
すると、少しずつですが、お子さんが学習に集中できるようになったそうです。
と、このようなことを書いてしまうと、食事で発達障害が改善されるされないという微妙な話になってしまいますね。でも、具沢山の味噌汁(豚汁のような感じ)でお子さんが変わったというお母さんの話をそのままお伝えする分には、いいでしょう。薬と違うので、すぐに変わったわけではありません。徐々に徐々にという感じですね。
お子さんが、たまたま学習障害だったので話がややこしくなってしまうために、これまで私はあまり人には話していませんでした。
ただ、土井善晴さんの具沢山味噌汁で思い出したので、もし、試してみようという方がいらしたら、ぜひ。
やって悪いことは一つもありません。味噌はとても健康に良いですし、食中毒からも体を守ってくれるそうですよ。
そして何よりも、一品だけというのが手間いらずでいいですよね。
何もご飯との組み合わせでなくてもいいんです。土井さんの本によると、トーストをお味噌汁に浸して食べているおばあさんもいるそうです。昔の人の方が、自由です。料理の情報に感化されていないからです。
うちは、毎朝シリアルに豆乳ですが、具沢山(たくさんじゃない時もある)の味噌汁、そしてサラダです。具沢山の味噌汁にしてから、確かに頭の働きがクリアな気がします。ま、こういう話も注意深くしないと、なんとなくインチキくさく取られてしまうのですが。。それこそ、個人の本当の感想です。
トビラコ店主
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