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気がかりなところがあるわが子をどの学校(学級)に入れたらいいのかという問題を考えるときに、年長でまずは就学相談があります。
園から何も言われなかったからと、就学相談なしに通常級に入って苦労する場合があると聞きます。園から何も言われなくても発達の偏りは凸凹、遅れがある場合は、やはり教育委員会などの就学担当の窓口で相談するといいのではないでしょうか。
と同時に、前知識として知っておきたいことがいくつかあります。
1)「通常学級」「特別支援学」「特別支援学校」、それぞれの特徴を知る。
言語聴覚士の中川信子先生に取材させていただいたときに、ライターさんが表にまとめてくれました。
2)実際に学校や学級を見学させてもらって先生の話を聞いて情報を得る。
教室の雰囲気や授業の様子を見せてもらったり、どのような配慮がなされているのかなど、聞いてみましょう。
3)地域の信頼のおける特別支援教育コーディネーターの話を聞く。
積極的に相談してみましょう。親は自分の子しか見ていませんが、特別支援教育コーディーターの先生はたくさんの園や学校を巡回し、さまざまな生徒と先生を見ています。
4)いま通わせている保護者や卒業生の保護者の口コミから情報を得る。
授業の内容、学校の雰囲気、先生のことなど直接聞けるので心強い反面、主観が入るので、そこを差し引いて聞くようにしたほうがいいかもしれませんね。
評判のいい先生がいるからと入学させたのに、先生が転勤していなくなってしまうこともあります。この点も考えておいたほうがいいですよね。
いったん、在籍しても途中から変えることはできます。が、できれば最初に子どもにあった環境を選んであげたいものです。ただ、子どもの伸びは予測できないところもあるので、難しい面もあるようですけどね。小学1、2年で伸び悩んでいた子が、3年生になって急に伸びるというケースもあると聞いたことがあります。結局は、今できる最良のことをするということになるんでしょうか。
最後に、立石美津子さんのレポートも、とても参考になりました。こちらも参考になりました。
小学校はどの学校へ行けばいい? 〜支援学級、通常学級、特別支援学校。子どもにとって最適な環境って?〜
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
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