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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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発達障害とアロマセラピー(フランス語だとテラピー)の関係をもっと知りたいという方、今発売中の『aromatopia』(フレグランスジャーナル社)をおすすめします。特集がズバリ「発達障害と自然療法」です。
目次をご紹介します。
tobiracoの療育アロマシリーズを開発してくれた、両先生も記事を執筆されています。「発達障害児のためのアロマセラピー」(赤線)です。
改めて読むと、知っていたつもりになっていたことがあったり、お伝えすべきところをちゃんとお伝えしていなかったかもしれないという箇所もあり、反省しながら記事を読みました。
少し、かいつまんでご紹介しますね。
放課後等デイサービスで精油(エッセンシャルオイル)を使う意義について、次のように書かれています。これ、ご家庭でも通用すると思います。
発達障害を持つ子供たちの脳は、感覚過敏や感覚の飽和により情報過多になっているため、精神的には常に緊張状態を保ち、疲れている。
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疲れきって、放デイに来る
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入り口で心地よい香りがする
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緊張感が一瞬リセットされ、気持ちがラクになる
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「気持ちがラクになった」香りが記憶される
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香りとともに放デイが安心できる場所として認知される。
放デイの部分をご家庭にかえても同じことでしょう。
療育アロマとは、緊張で疲れきっている子を安心させるためのものでもあります。
記事で紹介されている放デイは、tobiracoもお世話になっている施設です。ここでのアロマの活用も紹介されています。
多動でいつもイライラしていいて疲れやすい中1女性(ADHD・LD)は、来所してまずすることは、足浴。こわばっていた表情が一気に緩み「あ〜気持ちいい」と至福の笑みを浮かべるそうです。
そのうちに、自分から「今日は、足浴やりたい」とリクエストするようになります。これもまたアロマを使う狙いでもあります。自分がつらいときにラクにする方法を知ることで生きづらさを少しでも自発的に解消できるようになるからです。
なぜ、アロマなのかという話。
発達障害の子どもたちは自律神経のバランスが乱れやすい。
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様々な生理的困難 体温調節が難しい、気温・気圧の変化を受けやすい 腹痛、頭痛、のぼせが出やすい。
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精油の香りで自律神経のバランスを整える。
足浴、手浴で香りを吸い込むため、自然と呼吸が深くなり、自律神経を整える。
と、このような記事です。さらにアロマによるマッサージで親もとてもリラックスできるという話も。これについては、また明日お伝えします。
『aromatopia』ご興味がありましたら、amazonでも販売していますので、ぜひお手にとってご覧ください。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)