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発達障害のある子の親が入園を検討する時期に知りたいことは山ほどあります。
信頼できる情報を入手して、整理して、できれば時系列に見渡せるようにしたい。そんな思いに、まるでかゆいところに手が届くように応えた情報誌をいただきました。
京都という地域限定になってしまうのですが、『京都 幼稚園・保育園 認定こども園情報』(特定非営利活動法人子育て支援コミュニティおふぃすパワーアップ 2020/9/3)には、「心身発達障害児の入園&サポート」が特別企画としてかなりのページを割いて、丁寧な取材がなされています。
この雑誌の発行人とライターさんにはとてもお世話になっていて、最新号を送ってくださったのでした。
発行人である丸橋泰子さんは、京都の情報誌の編集者としてよく知られた方です。ご自身が子どもを育てるなかで「子育中の母親に本当に役立つ情報がほしい」と感じ、「京都子連れパワーアップ情報」という情報誌を29年前に立ち上げました。
ネットのない時代です。とても評判となりました。同じ思いの母親たちとともに、今も発信し続けています。この雑誌、ともかく現場第一。この増刊号も現場感にあふれています。
支援の窓口にたどり着くまで(じつは、ここが重要)の福祉の制度を図でわかりやすく解説しているページもあれば、園選びのポイントを解説したページもあり(このページも、よかったです)、発達障害の子をもつ「ママの声」のページもいいです。
発達障害の子をもつ母親の声というと、立派なお母さんか、ぶっ飛んだお母さんの両極が目立つ気がするんですよね。ネットの世界は、「目立ってなんぼ」というところがあるので仕方ないともいえますが。
たいていは立派でもなければ、ぶっ飛んでもいないわけで、ネットに登場しないお母さんが圧倒的多数です。揺れ、悩み、迷い、他の子と比べて不安になったり、子どもの笑顔に救われたり、そのあたりを日々ぐるぐるしているのが本当のところではないでしょうか。そういう声が掲載されているんですよね。で、紙の雑誌は、目立ってナンボではない声をすくいあげるのに向いている媒体だと、今さらながら感じることができました。
現場に足を運び、たくさんの人の声を直接聞き(ネットのアンケートではなく)、本当に必要とされる雑誌を作りたいと意気込んでいる編集部の発信力は、やはり刺さります。京都にお住いの方、ぜひお手にとってみてください。Amazonでも販売されています。
NPO法人子育て支援コミュニティおふぃすパワーアップのホームページは、こちら。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)