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〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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恐竜は男の子が好きなものの定番、というわけではないと知ったのは昨年のことでした。
あるイベントでアロマ粘土のワークショップを開催することになったんですが、恐竜を粘土の見本にしたいと話したところ、担当者から即座に反対されてしまいました。
「恐竜を怖がる子がいるんです」
と言われました。放課後デイに勤務したいた方でした。つまり療育の経験のある方がおっしゃるからにはそうなんでしょう。でも、内心では、(そうかなあ、男の子は恐竜好きだ多いと思うんだけどなあ)でした。
ところが、『保育園・幼稚園のちょっと気になる子』(中川信子著 ぶどう社)を読んでいたら、節分の行事で壁いっぱいに貼られた鬼のお面が怖くて部屋に入れない子がいると書かれていました。それで登園しぶりになることもあるそうです。
このくだり読みながら、恐竜粘土の話を思い出した次第。わあ、なんて私ってものを知らないのでしょうか。あの時は、(そうかなあ、男の子は恐竜好きが多いと思うんだけどなあ)と思ってごめんさい。
男の子だから恐竜が好きとか、鬼のお面を怖がったりしないというのは先入観なんですよね。
そういえば、私も小さい頃、親戚の家にあった般若のお面が怖くて仕方がなかったのですが、必ず泊まる時は般若のお面が掛かっている部屋でした。それもひとりで。子ども心に遠慮があったのか「怖い」といえなかったんですよね。夜中目がさめると般若に睨まれているような気がして怖さが倍増しました。お面を怖がる子なら、泣き出してしまいますよ、きっと。
感じ方は、本当に子どもによって違うと思ったのは、ブロガーのアマミモヨリさんの息子さん(自閉スペクトラム症)のヒルマくんの話を読んでもわかります。気球から落ちてくる花をみての反応がこちら。
そこで泣く? 発達障害な息子の独特な感情
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)