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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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就学支援、就学相談について専門家から聞く機会があったので、こちらで少しお伝えします。
就学相談は、年長さんになってから始まります。
では、就学支援は? これは入園したときからだそうです。就学相談というと、就学先にばかり目が向きがちですが、まず支援が先。その結果相談ということになるわけです。
支援して、その子の育ち方を2年なり3年なり見ていきます。そうして、年長さんになって、ここまでできるようになったね、じゃあ就学先はどうする? そういう話なんですよね。それまでなんの支援もなく、年長さんになって、いきなり就学先を決めるというのは、ちょっと違うんだということを専門家の話を聞いて深く納得しました。
就学支援とは、学校に入った時を見越した支援でもあります。
その先生の支援の一例を挙げてみますね。
入学していきなり時間割に従って動くことが難しそうな子には、年中さんあたりから、1日にやることを絵カードにしてスケジュールの見える化をしたり、時計の長い針の先を苺の形にして注目しやすくしたりという支援をしていくそうです。
この先、これができるようになると、この子の困り感が軽減されるという見通しを持った支援というわけです。
ちなみに、発達が気がかりな場合の就学先は、4つあります。
1)通常級にいて、もうひとり先生をつけてもらう(加配)。
2)通級指導教室(通級) 通常級に在籍しながら専門家に見てもらう時だけ別の学級へ移動する。
3)特別支援学級 通常の学校に設けられたクラス。
4)特別支援学校
この4つのうちのどこに我が子を通わせるかを、最終的に決めるのは保護者です。年長さんになってから、相談して検診して決めるとなると、ちょっとあわただしい気がします。
園を選ぶ際、就学相談の案内だけではなく、就学支援もしているかどうかを確かめるというのもポイントになりそうです。
就学支援の情報、今後時折こちらでもお伝えしていきますね。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
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