「トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
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ハロウィンの仮装パーティ、今年はかなり控えめでしたね。じつは、ほっとしてる子もいたと思います。
というのも、怖いお面や怖い仮装がほんとうに恐怖で近づけないという子がいるんですよね。
『保育園・幼稚園のちょっと気になる子』(言語聴覚士 中川信子著 ぶどう社)で、そういう子がいることを知りました。
節分の行事で鬼の絵が怖くて部屋に入れない子の話です。その子は「怖い絵」があるために、登園しぶりになってしまいました。中川さんのアドバイスは、1)なるべく早くに絵の掲示をやめるか、2)保育士さんが「鬼さんが嫌いなんだね、でも大丈夫。こわかったら先生に言ってね、助けるから」と、子どもを安心させる。
これをハロウィンの仮装パーティにおきかえても同じですよね。あの仮装、大人でもギョッとするし、怖いです。それが狙いということが、みんなの暗黙の了解であることがわかっても怖いなあと思いますね。
以前、アロマ粘土のワークショップを出展するときに、「(仕上がりの見本に)恐竜はやめてください」と主催者側の担当者に言われたことがあります。え? 恐竜は子どもの人気者なのに、と思っていたので聞いてみると、恐竜を怖がる子がいるのだそうです。そののかたは、療育施設に勤務していたことがあり、支援についてはプロです。恐竜をやめて、犬と猫にしました。
発達系の子どもが「怖がる」ということについて、もう少し子どもの側に立ってもいいのではないでしょうか。人より敏感であることに加えて、切り替えが苦手という面もあるので、怖さを引きずってしまうかもしれません。おばけ屋敷も同じことがいえそう。私自身も、怖がりなので、お化け屋敷には絶対に入りたくない側です。小さい時は、怖い番組をみると1週間くらい、いやもっと引きずっていましたね。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)