「トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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言葉で説明するよりも、絵や写真でみせたほうが伝わる子のために「絵カード」があります。
それまで、手作りされることの多かった絵カードですが、この数年ですごくいい感じの絵カードが販売されるようになりました。
絵がわかりやすく、使い勝手の良い絵カードです。
園でも学校でも、家庭でも使えるものとして「PriPri発達支援 発達障がいの子が迷わず動ける!」シリーズ(世界文化社)はおすすめです。
カードがやや大きめ、絵がかわいくてわかりやすいんですよね。
絵カードを購入する際の留意点として、使い方にバリエーションがあることです。
佐藤義竹先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)に、絵カードを使った支援の仕方がいろいろあると教えていただきました。よく知られているのは、1日の予定なり、何かをする時の手順なりを見通しを持てるように、一連の流れとして見える方法です。
一連の流れの見せ方も、円、縦方向、横方向といろいろです。
一連の流れを一度に見せるよりも、1枚ずつ見せるほうがわかりやす子もいます。
歯磨きの手順ひとつとっても、いろいろな見せ方ができます。使いやすさはその子によって違うし、どのような見せ方がいいのかは、実際に子どもに使ってもらってはじめてわかることもあります。
「PriPri発達支援 発達障がいの子が迷わず動ける!」シリーズは、見通しを立てられる「一覧式」、いまやることに集中できる一枚ずつ見せる「卓上式」、リングに束ねて携帯できる「めくり式」など使い方をアレンジできるのも、おすすめしたい理由のひとつです。わりとこの点、見落とされがちかもしれません。使い方は「子どもの様子をみて」支援の原則ですからね(佐藤先生より伝授されました)。絵カードも例外ではありません。
このシリーズ、私も勉強になります。次回も引き続きご紹介しますね。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)