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2020.11.05

「トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

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言葉で説明するよりも、絵や写真でみせたほうが伝わる子のために「絵カード」があります。
 
それまで、手作りされることの多かった絵カードですが、この数年ですごくいい感じの絵カードが販売されるようになりました。
 
絵がわかりやすく、使い勝手の良い絵カードです。
 
園でも学校でも、家庭でも使えるものとして「PriPri発達支援 発達障がいの子が迷わず動ける!」シリーズ(世界文化社)はおすすめです。
 
カードがやや大きめ、絵がかわいくてわかりやすいんですよね。
 

 
絵カードを購入する際の留意点として、使い方にバリエーションがあることです。
 
佐藤義竹先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)に、絵カードを使った支援の仕方がいろいろあると教えていただきました。よく知られているのは、1日の予定なり、何かをする時の手順なりを見通しを持てるように、一連の流れとして見える方法です。
 

 
一連の流れの見せ方も、円、縦方向、横方向といろいろです。
 


 

右のカードは上から下へすすみます。左のカードは左から右にすすみます。

 

一連の流れを一度に見せるよりも、1枚ずつ見せるほうがわかりやす子もいます。
 

1枚ずつ見せると、今やることに集中できます。


 

歯磨きの手順ひとつとっても、いろいろな見せ方ができます。使いやすさはその子によって違うし、どのような見せ方がいいのかは、実際に子どもに使ってもらってはじめてわかることもあります。
 
「PriPri発達支援 発達障がいの子が迷わず動ける!」シリーズは、見通しを立てられる「一覧式」、いまやることに集中できる一枚ずつ見せる「卓上式」、リングに束ねて携帯できる「めくり式」など使い方をアレンジできるのも、おすすめしたい理由のひとつです。わりとこの点、見落とされがちかもしれません。使い方は「子どもの様子をみて」支援の原則ですからね(佐藤先生より伝授されました)。絵カードも例外ではありません。
 

「PriPri発達支援 発達障がいの子が迷わず動ける! 絵カード1 食事・トイレ」パッケージ裏面。


 

このシリーズ、私も勉強になります。次回も引き続きご紹介しますね。

 

 
 

トビラコ店主

 

 

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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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トビラコが編集した本

発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)


 
 

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)


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