「トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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昨日に引き続き、絵カードについてです。
絵カードは、その子に使いやすいようにアレンジできるものがいいですよ、とお伝えしました。一連の流れを見通せるもの、今やっていることに集中できる1枚ずつのめくり式など、使いやすさはその子によって違います。
で、本日ご紹介するのが、「PriPri発達支援 発達障がいの子が迷わず動ける! 絵カード6 ルール・約束」です。
発達系の子が、もっとも苦手とすることかもしれないし、もっとも必要なこともかもしれません。ルールが守りたくても守れない事情があったりするんだけどなあ。たとえば、ひとつのことに熱中すると他が目にはいらなくなってしまうとか。まわりの状況が読めないとか。それをカードで教えられるんだろうか、と正直思いました。
で、パッケージの裏面を読むと、こういう子どもにこそ絵カードなんです、と書かれていました。ふむふむ、それはなぜ?
絵カードを見てルールや約束をの説明を聞くと理解しやすくなるのだそうです。活動に熱中している子に、絵カードを見せると約束を確認することができます、とも書かれていました。
なるほど。たとえば、順番を守ろうとしない子に「順番守らないとダメ!」というよりも、「じゅんばんに ならぶ」というカードをみせて、「約束したよね」みたいにいうといいのかもしれませんよね。
言葉で注意しよとすると、どうしてもきつい言い方になります。口うるさくもなります。でも、サッカーの審判が、笛をピッピッとならして「イエローカード」を出すみたいに絵カードを出すといいのかもしれないですよね。まさに、ルール違反ですからね。
このカードは、園や学校だけではなく、家で使うことも推奨しています。家で使うと叱る回数が減るかもしれませんね。口で言うのは、親も疲れます。つい、よけいなことまで言ってしまいそうですからね。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)