「トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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急に寒くなりました。肌が乾燥するようにもなりました。
このような季節に、いつもおすすめしているのが療育アロマです。難しいことはなく、アロマを使って子どもがリラックスできるようにしてあげることです。
発達系の子は、自律神経の調整が難しいため気温の急激な変化に体が対応できないことが多いいんですよね。実際、急に寒くなった日に放課後等デイに通ってくる子の手や足をさわってみると氷のように冷たくなっていることがあります。体が冷たくなると、リラックスできません。こんなときには、手浴や足浴をお試しください。血液の循環が良くなることに加えて、お湯の蒸気とともに香りが漂うと、その香りをかぐために呼吸が深くなり自律神経が整います。
写真は、『aromatopia』2020年vol.29の記事「発達障害児のためのアロマセラピー」の一部で、アロマで足浴、手浴をしている放課後デイの子どもたちです。弊社の療育アロマを開発してくれた薬剤師でアロマセラピストの久保浩子さん(オリエンタル・アロマセラピィ・カレッジ副校長)が執筆。写真の放課後デイも久保さんの指導でアロマを療育に取り入れています。
この放課後等デイでは、足浴をしながら本を読んだり、宿題したりしている子たちもいます。「さむ〜い」と緊張気味だった子も足浴するうちに、見た目にもリラックスしてくるのがわかります。
バケツ(手頃なものがなければ洗面器でも)に、40度くらいのお湯を、足首がすっぽりかくれるくらいまでいれて、アロマを数滴垂らします。寒い日、外から帰ってきた子に足浴でまずはリラックスモードに切り替わるようにしてあげてみてはいかがですか。
手浴も同じ要領で。こちらはバケツよりも洗面器のほうが使い勝手はいいと思います。足や手をつける時間は10〜15分くらいです。
アロママッサージオイルは保湿効果もあり、乾燥した肌にマッサージしながらオイルを塗布するとカサカサの肌がしっとりしてきます。tobiracoの「アロママッサージオイルおだやか」は、やさしく甘い香りでリラックス効果もあります。もし、お子さんの好きな香りのアロマがあれば、それを使ってマッサージオイルをつくることができます。
ベースとなるオイル(キャリアオイル)に精油を1%の割合で混ぜるだけ。精油はボトルから垂らす1滴が0.05mlです。キャリアオイル5ml:精油1滴、と覚えておくとわかりやすいと思います。10mlなら2滴、15mlなら3滴です。キャリアオイルは、いろいろな種類があります。くせがなくベタつかないのはホホバオイルです。ホホバの実を圧搾したオイルです。
なぜ、「キャリア(運ぶ)」かというと、精油を運ぶからです。皮膚をとおして精油が体内に入り込みます。精油は100%植物なのでマッサージオイルに使うことができます。香りの化学成分の入ったアロマオイル(精油とは呼べないので、アロマオイルという名称になっています)は、マッサージオイルには使えません。これだけ守れば、だれでもお好きなマッサージオイルを作って使うことができます。
寒くて乾燥する季節は、とくに療育アロマはおすすめです。
トビラコ店主
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)