トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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療育の施設の中にはいろいろな貼り紙があります。
たとえば、トイレの扉には、便座にすわっている子の絵とともに「ノックしてください」とか、です。
先日、伺った施設は道具をひとまとめにした大きなプラスチックのケースに、バツ印の札をもった女の子の絵がかかれていて「ここは、さわりません」と書かれていました。視覚支援であると同時に、ルールを教えていることに気づきました。
施設は自分の家ではありません。自分の家と同じようにむやみにさわってはいけないものがあります。自分の家では許されることが、よそではアウトということはあって、これは暗黙のルールです。でも「暗黙」にせずに、視覚化したり、言葉ではっきりと教えるというのも「療育」のひとつなんでしょうね。定型発達の子が「暗黙の了解」で、身につけていることが、定型でない子が身につけられないことがありますからね。
自分の家と、よその家の線引きがうまくできないと、友達の家のものを勝手にさわったり、冷蔵庫をあけたりということがおきてしまいます。家庭でも、これは意識しておいたほうがいいのではないでしょうか。親戚や祖父母の家に遊びに行った時でも、叔父叔母、祖父母の許可なく触ったり、冷蔵庫を勝手に開けたら、注意する必要はあると思います。自分と自分以外の境界線は目に見えないので、教えていくしかないですよね。ま、これは、定型発達の子にいえることではありますが。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)