トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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先生に面と向かっては、なかなか話しづらいことも、保護者同士だと気楽に話せます。
お迎えの時間に幼稚園や学校に集まっている保護者同士の話を、聞くとはなしに聞いている先生もいます。聞き耳を立てるというのではなく、こういう場面で保護者の素顔が垣間見えたりするからです。
編集者時代、特別支援学校の先生を取材させていただくのに、下校時刻によく伺いました。すると、子どもを迎えきているお母さんたちの中に先生の姿がありました。
療育施設の送迎のマイクロバスに子どもを乗せて「いってらっしゃい」しているお母さんの姿もちらほら。
「子どもを預けている少しの間、おかあさんはショッピングを楽しんだりしているんだよね。自分の楽しみの時間をもつのはすごくいいことだと思うよ」
手を振るお母さんの姿を遠目にみながら、先生は問わず語りで教えてくれました。下校時のわずかな時間に、そんなふうに保護者をもみてくれている先生。当時は、その意味がよくわからなかったのですが、今になって、先生はとても大事なことを伝えてくれていたんだということに気づきました。
家に帰ると、子どもの世話と家事が待っています。家からも家族からも解放されて、自由に使える時間は貴重です。自分自身をリフレッシュでき、気持ちに余裕をもって子どもに接することもできます。
療育に目に見える効果がなかった(あるにこしたこともないのですが)としても、レスパイト(預かり)だけだったとしても、母親の負担が一時的にでも軽減されたら、それもまた子どもによってよきことではないでしょうか。
トビラコ店主
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)