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2020.12.03

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

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愛読している「発達教育」の最新号で、真っ先に読むのが「私の子育て日記」です。
 

タイトルの通り、障害のある子のお母さんの子育て日記です。毎回、心揺さぶられます。
私のきょうだい2人も、障害があります。ここに登場するお母さんたちは、若き日の母の姿でもあります。ああ、こんなふうに感じていたんだなと、今になってわかるようになるのです。
 

 
いま、ある仕事で就学支援について情報をいろいろと仕入れているところなのですが、今回の「私の子育て日記」は、就学先を考えている人に知っていただきたい内容でした。
 

娘さんの小学校選択の時期が来年と迫る中で、どうしても通常級に入れたいお母さん。「特別支援教育の可能性が高い」と療育の先生からは言われても受け入れられずに、私立の小学校の情報を収集します。が、詳細がわからず時間切れに。
 
ところが、学校見学で特別支援学級で授業を体験したところ、やさしいお兄さんお姉さんのいるあたたかな雰囲気にすっかり安堵。ここなら子どもを安心して通わせることができると思ったそうです。
 

 
ただ、学習が簡単すぎるように思えて、療育で学習面も補っているようです。
 
就学先を考えるときに、「子どもが安心できる場所」かどうかは大切なポイントですよね。6年間かようわけですから。そのためにも学校見学は大切だと思います。
 
もうひとつ、このお母さんの子育てでいいなと思ったのは、信頼できる療育の先生に話を聞いてもらっていることです。娘さんがゲームのルールがわからずに仲間に入れたもらえなかった時の悔しさ、はちきれそうな心の叫びを聞いてもらって、心の整理をしたりしています。
 
お母さんも述べていますが、ひとりで抱え込まないようにしすることも子育てするうえで重要ですよね。ひとりで育てようと思ったらパンクしてしまいます。
 
そして、「子どもの障害を受け入れられることができないし、それでいいと思っている。それよりも、この子にとってなにが大切かを考えることに注力したいと語っていて、この部分も共感できました。子どもの障害を受け入れるって、そんなに簡単ではないです。「親に障害を受け入れる義務なし」と作業療法士の木村順さんもきっぱりと言い切っています。

 

 
 

トビラコ店主

 

 

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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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トビラコが編集した本

発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)


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