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小学校入学を控えているけど、ちょっと心配という方、小学校に入ったけどどうもうまくいかないという方に、おすすめしたい本は、『「小学校で困ること」を減らす親子遊び10』(木村順監修 小学館)です。
『この本は「発達が気になる子を理解して上手に育てる本」シリーズの6〜12歳の子について書かれています。幼児版もあります。
木村順さんは、作業療法士として16年にわたって発達障害の子の療育を行っています。現在はご自分の運営する施設で療育を行いながら、支援者と保護者の両方にアドバイスをし続けている、とてもエネルギッシュな方です。
発達障害の情報は山のようにあって、本もいったいどれを選んだらいいのかわからなくなりますよね。迷ったら、現場で長く発達障害の子の育ちを見続けている専門家の本を基準にすると良いかと思います。
長く、たくさんの発達障害の子を見ているということは、サンプルがそれだけ多いわけです。特性に応じた療育のメニューも多いということですから、どれかしら、わが子に(ぴったりでなくでも)当てはまるものが多いといえます。
木村順さんは、まさにこの条件にぴったりなので、おすすめする次第です。
巻頭が発達障害の特性をわかりやすく漫画にしているので、とても入りやすいです。
・落ち着きがないTちゃん。
・だらしがないBくん。
・友達の気持ちがわからないAくん。
・勉強がとっても苦手はLちゃん。
それぞれ、「発達障害あるある」の漫画です。
木村順さんは、「はじめに」で次のように語っています。
この本を手に取られている方は、学校に通うわが子に「しでかすこと」や「できないこと」の数々に心を痛め、頭を悩ませているお父さま・お母さまがたであり、子育ての工夫や家庭学習でなんとなからないかと、一筋の光を求めておられる方々だと思います。
(中略)
この本でで最もお伝えしたいエッセンスは、「なぜ、しでかすの?」「なぜ、できないの?」という「なぜ」に立ち返って子どもの姿をとらえていくという見方・考え方です。
(後略)
「しでかす」という言葉をよく木村さんは使います。これは、言い得て妙です。「しでかす」には、必ず理由があります。その理由をわかりやすく木村さんが解きながら、家庭でできることを具体的にアドバイスしてくれています。子どもの「しでかす」の理由がわかるだけでも、子育てが少しはラクになると思います。
トビラコ店主
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)