トビラコへ、ようこそ
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呼吸と心は深くつながっています。
イライラしたとき呼吸は浅くなります。緊張したすると文字通り息を止めたりもします。
リラックスすると呼吸は深くなります。リラックスしたいときに深呼吸したりしますよね。
一般的に、発達障害の子は呼吸が浅いといわれています。リラックスする術を知らないということもあるのでしょうか。
そこで、おすすめしたいのが、呼吸セラピーの絵本、
ガストンのきぶんをととのえるえほん(ぶん・え オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ やく 垣内磯子 主婦の友社)です。
ガストンという子どものユニコーンが主人公。ネガティブな感情を呼吸を整えることでコントロールするという絵本です。
絵本は次の3冊があります。
『おこりたくなったら やってみて!』『こわくなったら やってみて!』『かなしくなったら やってみて!』
どの絵本にも共通しているのが「きょうは どんな きぶん?」という質問があること。
まず、自分の感情を自分で自覚できるようにするところからはじまっています。そして、その感情が沸き起こった日常生活の場面をふりかえります。
たとえば、
『おこりたくなったら やってみて!』では、
遊ぼうとおもっていたのに雨が降ってきて遊べなくなった。
遊んでいたいのに、ママに「早くお風呂にはいりなさい」と言われた。
などなど、子どもならだれもが経験していることを例にして、おこりたくなった原因を振り返ります。
その怒りの感情を、整える呼吸法が描かれています。
実際に、保育園や幼稚園では、子どもたちが絵本を読み聞かせしてもらいながら、呼吸を整えるそうです。
絵本の帯には「兄弟ゲンカが激減」「ものにあたらにくなった」などの声が寄せられています。
私が初めて、呼吸セラピーを知ったのは、10年前のこと。
当時、日本で唯一のトラウマ治療ができるというカウンセラーを取材させていただいときでした。アメリカでトラウマ治療を学んだ方です。東日本大震災では、現地にかけつけて、呼吸法を普及させました。普段は、虐待を受けるなどして心に深く傷を負った子のカウンセリングをしています。
取材では、被験者になってもらった女性にカウンセラーが、本人も気づかなかった、だけど今の行動につながっている幼い頃の心の傷を引き出し、かなり専門的な呼吸セラピーをしました。そして、その効果を目の当たりにして驚いた記憶があります。呼吸と心(神経)がつながっていることを思い知らされました。
息を吸って吐く。ただこれだけのことが、人の心と深く関わっているんですね。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)