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受け入れがたい障害を受け止めていく過程を描いた映画「サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ」は、2021年のアカデミー賞の作品賞にノミネートされました。
治療の見込みのない突発性難聴にかかり自暴自棄になった主人公。恋人にすすめられるまま、ろう者のコミュニティーに参加するものの、受け入れることができずコミュニティーを抜け出して、人工内耳の手術を受けます。
ネタバレになるので、このへんにしておきますが、「障害」というものは、つくづく環境によって変わるということを思わずにはいられません。
ろう者同士が巧みな手話で会話するコミュニティにおいて、耳が聞こえないことはなんら問題はありません。むしろ手話ができない人間は、コミュニケーションに「障害」をかかえた人間となります。
余談ですが、コミュニティ運営者役の俳優は、実際に両親が聴覚障害だそうです。アメリカ手話で会話する場面がとても自然だったわけがわかりました。映画の中で運営者がさかんに強調していた「静寂」。おそらく聴覚に問題のない人間は決して体験することのできない、静まりかえった世界をさしているのだと思います。
「静寂」を単に「聞こえない」とだけとらえるのか、「静まりかえった世界」として周りの景色をみるのかで、世界の見え方は全然ちがってきますね。映画では、静寂も含めた音の聞こえの描き方が素晴らしく、アカデミー賞の編集賞を受賞しました。
Amazonプライムで観ることができます。よかったら、ぜひ。
トビラコ店主
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『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
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