トビラコへ、ようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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文字の読み書き困難なディスレクシアの子に、お試しいただきたいメガネの話です。
一部の人たちから「魔法のメガネ」と呼ばれています。
「ドイツマイスター眼鏡院」(東京・青山)というメガネ屋さんは、左右の眼球の動きに合わせたメガネをつくってくれます。なぜ、左右の眼球の動きが大事なのかは後述します。
すると、どうなるのでしょうか。新聞掲載記事からいくつか例をあげてみます
たとえば、視力に問題がないのに、ひらがなにつまずいていた子が、自分にあったメガネをかけることで急にくっきりと見えるようになって、音読もつまずかなくなった。
漢字の形をうまく認識できずに、別の漢字の形を書いていた子が、自分にあったメガネをかけることで、字の形が整い、長文も書けるようになった。
新聞には掲載されていませんが、スラスラ読めるようになるだけではなく、姿勢が真っ直ぐになった子の話も聞いたことがあります。
などなど、さまざまな効力を発揮している「魔法のメガネ」です。
なんだか怪しいと思われそうですが、きちんとした脳の理論に基づいて作られているメガネです。
「ドイツマイスター眼鏡院」は、なぜドイツなのでしょうか。
ドイツでは眼鏡マイスターという国家資格をもつ専門家がメガネを作っているそうです。メガネは人の健康にかかわるものだからというのがその理由。
私たちは、ものを見るときに左右の目で見たものを脳の視覚分野(見え方を担当する脳の分野)で処理しています。右目と左目で見えた像を脳の中でひとつの像として処理しているわけです。この処理がうまくいかないと、文字の形をうまく認識できなかったり、二重に見えたりするそうです。左右の眼球の動きが見え方に大きく関係しています。
日本では「視力」だけが着目され、1.2とか0.5という数字が全てのように思われがちです。でも、「視力」だけではなく、「見え方」も、本来なら検査する必要があることが、ドイツ眼鏡マイスターの話をよむむとわかります。見え方は「両眼視機能」の検査で診断します。この機能に問題があると見え方に問題があるというわけです。
「両眼視機能」の検査をして、その人の眼球の動きにあったメガネを作れる人は、日本では5人しかいないそうです。
ディスレクシアの子、全員に効果があるかどうかはわかりません。でも、「ドイツマイスター眼鏡院」で相談する価値は十分にあると思います。
私がとても信頼し、お世話になっているベテラン言語聴覚士の先生(先の学習支援の先生の母親でもある)が白内障の手術をしました。術後、見え方にストレスを感じながらも、近所にメガネ屋さんでつくったメガネに甘んじていたそうです。
ところが、ためしにと、「ドイツマイスター眼鏡院」でメガネをつくったところ、「わーお、視力1.5の時みたい」というくらいに、くっきりと見えるようになり、手元の本のゴマのように小さな字もくっきり見えるようになったりしたそうです。
これまで、見え方を修正してくれるメガネというのは、日本になかったといってもいいでしょう(そもそも、その検査をできる人がいなかったから)。でも、見え方を修正してくれるメガネがあることで、確実に救われるディスレクシアの子たちはいるはずです。
この件、今後、研修会なども開催される予定らしく、私も参加しつつ随時、報告いたしますね。
あ、念のためですが、いわゆるステマとかそういう類の話ではありません。本当に良きもの、これがあると助かる人がいるというものは、頼まれなくても勝手に普及活動に努めるのがトビラコ店主の役割でもあります。
トビラコ店主
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