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「親なきあと本」は、定期的におすすめしています。
漠然とした不安のひとつひとつをつぶしていけます。そして、いまやっておいたほうがいいこと。いまやらなくても大丈夫なこと、知っておいた方がいいことなどが、1冊にまとまっていると、地図を手にした安心感があります。
以前おすすめした『障害にある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて』(渡部伸著 自由国民社)が、わかりやすくなって昨年発売されていました。
『まんがと図解でわかる 障害のある子の将来のお金と生活』(渡部伸著 自由国民社)です。
お金の管理をひとりでできるのか。
生活が苦しくならないか。
施設で支援がうけられなくなるのではないか。
病院にひとりでいけるのか。
支援サービスの申請ができるのか。
悪質な訪問販売にだまされないか。
などなど、親なきあとの心配は、考え出したらきりがありません。
このような不安を漫画や図解にして解説し、どうしたらよいかが書かれています。親なら心配しそうなことをほぼ網羅しているのではないでしょうか。
福祉のサービスのこと、法律のことなど細かくわかりやすく書かれています。
で、うーんと端折って、結論だけいうと、一番重要なことは、子どもをめぐるたくさんのセーフティネットをはりめぐらせておくことだということがわかります。
きょうだいや親戚、それそれで頼りになるセーフティネットです。でも(むしろ関係がこじれることもある)血縁以外に、たくさんの人に頼れるように、なにかあったときにその子が「あの人に相談すればいい」と助けを求められるような、そんな人間関係をつくっておくこと。これってすごく大切ですよね。
家族会であったり、施設の職員であったり、相談員であったり、ボランティアの人であったり。日頃からあちこちに顔出しして、オープンな関係をつくっておくのもいいと思います。
人間関係もまた、親きあとに子どもに残せる大切な財産ではないでしょうか。人間関係は一朝一夕には築くことができませんし、損得抜きで助けあっていくうちにできるものだと思います。
人脈ということばは、好きではないのですが、ある方の話を聞いてなるほどと思いました。
人脈は自分が得するためのものではなく、自分を頼ってくれる人のことなんだそうです。なので、どれだけの人に自分が救いの手を差し伸べたかでできるのが人脈。それが気がつけばその人たちが、(求めなくても)自分を助けてくれているということらしいです。
自分の子も、よその子も同じように考えられる人が、きっと豊かなセーフティネットを築けるんでしょうね。
話が違うほうにそれましたが、『まんがと図解でわかる 障害のある子の将来のお金と生活』はおすすめです。この本で知ったことを、他の人にも伝えてあげられるといいですよね(出版社にはもうしわけないですが)。
トビラコ店主
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『PriPriパレット』(世界文化社)にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか!」連載中
小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に
【発達障害の子の小学校入学】学習につまづかない「ノート・日記・下じき」選びで工夫しよう!をアップ!
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)