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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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言語聴覚士の先生が開発したドリルを、近々発売する予定です。
家庭でも使えるとてもよいドリルです。専門的には「音韻(おんいん)教材」といいます。
耳で聞いた音と文字とモノを一致させる教材です。
たとえば、「らくだ」という言葉を聞いて、「ら・く・だ」と文字がひとつずつわかり、それが動物の「らくだ」であることがわかる。これが、音と文字とモノが一致している状態です。音韻の解釈はいろいろあるようですが、ここでは音と文字とモノの一致とします。
耳で聞いた音と文字とモノの一致って、あたりまえと思われるかもしれません。でも、あたりまえではない子どもたちがいます。
「ら・く・だ」と、ひとつひとつの文字がわかっても、動物の「らくだ」とわからない子がいるということを、特別支援学校の先生からお聞きしたことがあります。とても不思議でした。脳のどこかに不具合があるからだそうですが、逆にいえば、文字という記号とモノが一致するのはなぜだろうと考えると、これもまた不思議ともいえます。
文字とモノを一致させるのに、その特別支援学校の先生がすすめてくれたのは、「ひらがなさいころつみき」(くもん出版)です。
文字が書かれた積み木は、昔からあります。でも、くもん出版の「ひらがなさいころつみき」は、音と文字とモノが一致するよう、音韻を意識した積み木です。
最初は食べ物や動物など身近な仲間集め、慣れてきたら「動物」という抽象的な概念の言葉へと移れるようスモールステップで学べます。援助の仕方はガイドブックに書かれています。このガイドブックが音韻を意識していて秀逸。ほかの文字や絵が書かれただけの積み木とは違うところです。きっちりとした教材なのに、教材にみえずに遊べるというところがいいですよね。
言語聴覚士さんのドリルも発売になったら、お知らせしますね。
トビラコ店主
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『PriPriパレット』(世界文化社)にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか!」連載中
小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に
【発達障害の子の小学校入学】学習につまづかない「ノート・日記・下じき」選びで工夫しよう!をアップ!
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)