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2021.05.29

トビラコへ、ようこそ
 
~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

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保育園や幼稚園の取材を10年くらい前にして、最近もしています。
 
10年前も今も、いい園の雰囲気は変わりません。それが何なのかということが、ある先生の指摘で気づきました。この先生は園を巡回し、たくさんの園をみてきています。
 
ひとことでいうと、いろいろなタイプの先生がいる園だそうです。
先生たちの多様性を大事にできる園という見方もできます。そういう園は子どものサポートを担任だけが行うのではなく、チームで子どもをみるといいます。
 
保護者にとってもいいそうです。担任に相談しづらいことも、別の先生に相談できます。相談する内容によって、先生を選ぶことができます。療育のことならA先生、家族のもめごとなら年配のB先生、というように。
 
保護者の相談内容は、子どもの育つ家庭環境を知ることにもなるので、保育をする上で有益な情報になります。この情報を先生がちが共有することで、園で子どもをサポートできるようになるわけです。

 

もうひとつ、私が見ていて、いいなと思う園の特徴は、園長がすごくオープンであること。ユーモアのある園長だとなおいいように思いました。
 
園長がオープンだと、若い保育士さんが意見を言いやすくなります。これはとても大事なことではないかと思いました。園長はリーダーではあるけれど、同時に若い保育士さんを育てる役割もあります。若い保育士さんが「育つ」環境を、いい園長先生はつくっていますね。
 
ユーモアのある園長ということでは、先日伺った園長から、こんなことを言われました。
職員室で手土産を渡した時のことです。
 
「先生方の人数が分からないので、、行き渡るかどうか」と心配しながら手土産を差し出すと、園長から意外なことを聞かれました。
 
「何個なの?」。意表をつく質問です。
 
「15個です」と答えると、「足りないわよ。うちはみんなよく食べるから」と、いわれてしまいました。
 
え? 手土産でこんなことを言う人はいないので、と一瞬どきりとしました。でも、こちらもひるまずに「それなら、半分こずつにして召し上がってください」と返しました。すると園長は「ウソ、ウソ、ありがとう」お礼を言い、みんなで大笑いしました。こんな、何気ない会話から、こちらの緊張をといてくれたわけです。そこから、一気に打ち解けて話をすることができました。

とかく真面目一辺倒になりがちな場をユーモアという潤滑油を注いでくれる園長先生。保育の話は、尊敬に値する内容でした。

 
 
 

トビラコ店主

 

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