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1文字ずつだと読めるのに、単語という文字のかたまりになると読めなかったり、文字と単語が結びつかなかったりする子がいます。
「らくだ」を例にとってみます。「ら」「く」「だ」を1文字ずつなら読めて、「らくだ」という動物も知っているのに、文字がひとつのかたまりになると、動物のらくだとして認識できない。文字と音と言葉が一致できなくなってしまう。これは、専門家によると脳の音韻(おんいん)処理の機能に不具合が生じているからだそうです。
音韻処理の機能がうまく働くようにするために、作業療法士がすすめるのが、文字と絵を一致させる遊びです。代表的なのは「かるた」。「絵と文字を結びつけて覚える あいうえおかるた」は、文字と絵を一致させることに徹底したかるたです。絵札の裏に文字が、読み札の裏に単語が書かれています。
このカルタの商品名に「絵と文字を結びつけて覚える」とあります。これ、わかる人にはわかるんですね。だから、作業療法士さんがすすめてくれるわけです。
こんなふうに、文字と絵と単語が一致するようにつくりです。
音韻を意識する遊びとして、かるたの他にも、しりとりなども良いそうです。「リンゴ」→「ゴリラ」→「ラジオ」というように、文字の音と単語を意識しながら遊べます。
ジャンケンに勝った方が前に進めるジャンケンゲームも音韻機能を鍛える遊びです。パーなら「パイナップル」、グーは「グリコ」、チョキは「チョコレート」。文字と音と単語を意識して体を使って遊べます。昔からある、言葉遊びには思わぬ効果がありますね。
トビラコ店主
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『PriPriパレット』(世界文化社)にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか!」連載中
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【発達障害の子の小学校入学】学習につまづかない「ノート・日記・下じき」選びで工夫しよう!をアップ!
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)