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「生活算数」という言葉を思いついて、雑誌で特集を組もうかと思っていた時期がありました。
生活算数とは、私が勝手にネーミングしたのですが、もしかしたら使っている人もいるかもしれません。
要は、算数の要素は生活の中にいくらでもありますよ。ドリルだけが算数の勉強ではありませんよ、ということをお伝えしたかったのです。
100メートルは、どれくらいの距離なのかを実感するために、算数の時間に子どもたちを歩いていた先生がいました。駅まで5分ってどのくらいかを、実際に歩くということもしていたようです。
体重が50グラム増えたら、卵1こ分だねと教えていたりもしました。
このように、数値を実感するのが「生活算数」です。
いまは、Google マップという便利な地図があるので、駅や学校までの距離はすぐにわかります。実際に歩いてみて、500mがどのくらいの距離なのかを体験することもできます。
割り算だって、お手伝いのなかで実感できます。15個のおまんじゅうを4枚のお皿に等分わけると、あまりは3個。小学校の先生から中学受験のカリスマ講師に至るまで、みな口をそろえて、すすめるお手伝いです。割り算という概念はとても難しいから、まず実体験から始めよということだと思います。
数値は実態あっての数値。その実態を発見したり体験したりするのが「生活算数」です。
発達系の子は、「ちょっと離れて」の「ちょっと」をうまくつかめないことが多いといわれます。「30センチ離れて」といえば、日頃から実体験している子には、ピンとくるのではないでしょうか。
トビラコ店主
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『PriPriパレット』(世界文化社)にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか!」連載中
小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に
【発達障害の子の小学校入学】学習につまづかない「ノート・日記・下じき」選びで工夫しよう!をアップ!
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)