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【お知らせ】
小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に
発達障害の子の学びは道具でサポートできる!読み書き困難をラクにするBest5をプロが厳選をアップ!
『ソトコト』7月号の特集「ウエルビーイング入門」でtobiracoが取り上げられました。
『PriPriパレット』(世界文化社)にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか!」連載中
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「モグラたたき」というだれもが知っているゲームがあります。
神出鬼没のモグラを目で追って、叩く。うまく叩けないと、別の穴からひょっこり顔を出し、また叩く。この繰り返しです。
目を使って集中します。この目(眼球)を使うのが、読み書き困難な子(といっても眼球運動に課題のある場合)にいいそうです。
読み書きに困難を抱えた子のなかには、眼球の動きに問題がある場合が少なくありません。目で文字をスムーズに追うことができなければ、読むのに苦労するだろうなと思います。
でも、モグラたたきゲームのような目をあちこち動かす眼球の運動で、ある程度は改善されるようです。
モグラたたきゲームのなかでも、「元祖 モグラたたたきゲーム」(バンダイ)がよいとか。モグラをうまくたたけたかどうかを音で知らせるからです。
『みんなでつなぐ読み書き支援プログラム』(井川典克監修 高畑修平・奥津美佳・萩原広道 特定非営利活動法人はびりす 編著 クリエイツかもがわ)をパラパラ見ていたら、そんな話が載っていました。
眼球の動きに問題があるかどうかは、素人でも調べられる方法があります。子どもの目の前に、人差し指を差し出します。人差し指の先を目で追わせてみてください。ゆっくり上下左右に動かした人差し指を目だけで追うことができずに、頭も一緒に動かしたら、眼球の動きが、いまひとつスムーズではないといえます。
モグラたたきのほかに、吹き戻しもいいそうです。吹き戻しとは、ピロピロ笛ともよばれ、吹くと紙がスーッと伸びて、吸うと紙がくるくると巻き戻る笛です。吸う時に目が寄り、吹くときに寄った目が離れるから、それが眼球の運動になるのだそうです。なるほどね。
これなんかも、昔からある遊びですが、意外な効果に驚きます。呼吸が深くなるからいいと言う人もいますね。発達系の子は呼吸が浅いことが多いですからね。
「吹き戻し」で検索してみてください。今風のもありますよ。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)