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「かずのおべんきょう」というニュアンスのタイトルがついていなくても、自然と数が身につく絵本として『はらぺこあおむし』(エリック・カール作 もりひさし訳 偕成社)を教えてくれたのは、特別支援学校の先生。
これまで、この絵本をそういう目で見たことがありませんでした。
エリックカールさんの、すばらしい色づかい。かわいい絵。絵本のしかけのおもしろさ。そこだけに目が奪われていました。
月曜日にりんごをひとつ、火曜日になしをふたつ、水曜日にすももを3つ・・・・・。はらぺこあおむしがたべたものを、自然と数える仕組みになっています。そんなことを、エリックカールさんが意図していたかどうかわかりませんが。ついでに、1週間の曜日の認識もできます。
「優秀な教師ほど、身の回りのものすべてを教材にする」というのが、教育雑誌を編集してきた私の持論(というのもおおげさですが)です。教科書やドリルだけが教材ではないんですよね。
教師でなくても、親も意識しないだけで、身の回りのものを教材に変えていますよ。看板の文字を一緒に読んだり、「お皿3枚だして」といったり「お皿に、クッキー3つずつわけて」と言ったり。これ自然と数の概念が身に付くお手伝いです。こうしたお手伝いをさせずに、数の概念のおぼつかない子にドリルを与えることは逆効果だと思います。「生活の中」で「体で覚える」というのが、ドリルのまえにすることではないでしょうか。これまで、いろいろな先生に教えていただいたことのひとつです。
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
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