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発達障害のある子が熱中症にかかりやすいのは次の理由によるものだそうです。
1)暑さを感じにくい(感覚鈍麻)。
2)体温調整が難しい。
3)服装にこだわりがあり、真夏でも長袖着たがる場合がある。
1)の感覚鈍麻というのは意外と知られていないかもしれません。私も知ったのは5年くらい前です。ある放デイで、男の子の歩き方が変だというので、医師に見てもらったところ、足の指が骨折していたというのです。職員に聞くと、意外とこういうことがあるそうです。なので、まわりが、ちょっとした異変に気づくことが大切なのだと。暑さも同じ。自分と同じように暑いと感じているだろうと思うと、意外とそうでもなかったりすることがあって、これが熱中症を引き起こすことになるわけです。
2)1)と関連するのかもしれませんが、体温の調節がうまくいかないと、外の気温に対応できなくなってしまいます。
これも、放デイでみたことがあるのですが、公園で遊んでいた子が真っ赤な顔で戻ってきました。かなりの熱もあったようです。ぐったりしています。そこで、職員が首筋を冷やしてしばらく寝かせました。15分くらいするとチャージされたように、すごく元気になりました。体温の調整ができないと、こういうリスクがあるんだと、その時思いましたね。
3)これも意外とあります。肌を出すことが嫌で半袖を着たがらないのか、長袖にこだわりがあるのかわかりません。我々なら、暑い日は長袖を着ようと気になりません。でも、こだわりがあると、暑くても長袖になってしまいます。嫌がる子に半袖を着せることもないとは思いますが、熱中症のリスクが高いとみて、水分補給をこまめにするなどの注意は必要だと思います。
本日、東京は35度、全国的にもかなりの高温になるようです。熱中症対策について、発達障害の子向けにあまりアナウンスされていないようなので、こちらでお伝えしました。
トビラコ店主
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