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発達障害周辺の情報は、日進月歩で変わっていきます。
『学びに凸凹のある子が輝く デジタル時代の教育支援ガイド 子ども・保護者・教師からの100の提言』(朝日新聞社著 学研プラス)には、最新の情報が網羅されています。
障害のある子が、障害が不利にならないための配慮(合理的配慮)は、知っている人と知らない人の差がどうしてもついてしまいます。
入試の合理的配慮は、まさにそれ。
読み書きに困難のある子のための支援の団体「一般社団法人 読み書き配慮」を立ち上げた菊田史子さんの息子さんは自閉症スペクトラム、書字障害、聴覚過敏などがあります。
息子さんになされた合理的配慮は次のとおり
●小中学校、小6からタブレット持ち込み
●中学校、タブレットに加えて、スキャナーやプリンター持ち込み 定期試験もパソコン使用。
高校受験でも上記の配慮がなされました。
しかし、すんなりと配慮されたわけではありません。菊田さんによると、学校説明会で「障害があるので、入試や授業でこういう配慮をお願いできますか」と言うと、必ずといっていいほど「そういう前例は・・・。どこかやっている学校はご存知ですか」と聞かれたそうです。
以下、本書より引用します。
学校生活での配慮も同じです。前例を知っている校長や教師がたまたまいて、動いてくれた子はラッキーです。知識や理解のある大人が近くにいたかどうかで子どもの人生が大きく左右されるのは、おかしい。(『学びに凸凹のある子が輝くデジタル時代の教育支援ガイド-子ども・保護者・教師からの100の提言』入試における合理的配慮 大切なのは、まず大人が変わること 一般社団法人「読み書き配慮」代表 菊田史子さんより)
こう感じた菊田さんは「一般社団法人 読み書き配慮」を立ち上げました。
ただ、だれもが菊田さんのように法人を立ち上げることはできません。今、親としてできることは、アンテナを張って、情報を収集することではないでしょうか。その一助としてこの本をおすすめします。
本書には、「トーキングゲーム」も掲載されています。
トビラコ店主
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