トビラコへ、ようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
——————————–
多動な子は、多動になるわけがあります。
宇佐川研(発達障害臨床研究会)のTwitterは、いつも発達系の子の特性について短くわかりやすく解説してくれます。
以下、引用します。
『走りたいから走る』
多動と言われるお子さん。常に体が揺れている子に、落ち着きなさいと言いがちです。
平衡感覚の情報がうまく脳へ届かないと、足りない情報を補うために身体を動かしたくなります。
落ち着けの言葉より、ブランコ、かけっこ、トランポリンなど3分運動した方が落ち着きます。
だそうです。
逆に、無理に落ち着かせると、その反動で余計に動きたくなるのかもしれません。不足している情報を補うために、多動でいるわけです。
お世話になった特別支援学校の先生は、多動の子を三輪車に乗せて校庭を走らせていました。ただ走るだけではなく、途中止まれるように模擬の横断歩道や信号を設置していました。自分の動きをコントロールできるようにするためだそうです。この話を先生から聞いたのは、10年近く前。今になって、あの先生は単に遊ばせるだけではなくて、その子の特性をよく捉えていたんだなあと、改めて思いました。
多動な子は、無理に落ち着かせるのではなくて、むしろ運動をということは、もっと知られていいことではないでしょうか。
トビラコ店主
********************************
ウェブサイト以外でも発信しています。
【お知らせ】
『ソトコト』7月号の特集「ウエルビーイング入門」でtobiracoが取り上げられました。
『PriPriパレット』(世界文化社)にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか!」連載中
Facebookはこちらから(日々、なんか発信しています)
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。
*******************************