トビラコへ、ようこそ

～店先で、ちょこっとおしゃべり～

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

——————————–

 

こだわりにつきあったら、こだわらなくなった、という立石美津子さんの話、そのとおりだと思います（個人差があるそうですが）。
 
リタリコ発達ナビにときどき掲載されている、立石美津子さんのコラムは、毎回に興味深く拝読しています。
 
最新コラム自閉症育児、紆余曲折の20年間で得た教訓とはに書かれていた「こだわりに付き合ったら、こだわらなくなった」を読んで、妹のこだわりを思い出しました。
 
ダウン症、自閉症、重度知的障害の妹は、洋服のたたみかたへのこだわりが強く、昔は、それが「こだわり」という特性ということがわかりませんでした。1枚の服を何度もたたみ直して、20分くらいかかっていたのではないでしょうか。
 

でも、妹がそうしたいなら、気が済むまでたたみ直せばいいと思っていました。他に急いでやることがあるわけでもないし、危険なことをしているわけでもなければ、だれかに迷惑をかけているわけでもありません。
 
あれから、数十年、気がつけば、たたむのに時間がかからなくなりました。昔なら、このたたみ方だとやり直すだろうなという雑なたたみ方でも引き出しにいれてしまいます。
 
ときどきは、こだわることはあります。でも、昔に比べたらこだわる時間がとても短くなりました。
 
こだわりは、やめさせるとパニックになります。
 
昔は、母がなんどかやめさせようとしていましたが、そのたびに妹はパニックになっていました。
 
その子のこだわりを、そういうものだと割り切って、無理やりやめさせないようにすれば、だんだんとこだわりの色が薄まってくるように思いますね。
 
今回の立石さんのコラムには、医師の監修がつきです。医師も、こだわりについては「他人に迷惑をかけなければ良しとする」という考えでいいと述べています。
 

先をゆく先輩母の体験談、本当に参考になりますね。よろしかったらご一読を。

 
 

 

トビラコ店主

 

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ウェブサイト以外でも発信しています。

【お知らせ】
『ソトコト』7月号の特集「ウエルビーイング入門」でtobiracoが取り上げられました。
 
『PriPriパレット』（世界文化社）にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか！」連載中

Facebookはこちらから（日々、なんか発信しています）

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊