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2021.10.24

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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家庭でできる学校生活サポート Q&Aの中で、支度が間に合わない子にどうサポートしたら良いかというQがあります。
 
これ、意外と難しいですよ。8時ちょうどに到着するためには、逆算しなくてはなりません。仮に7時半に出て間に合うということがわかっても、7時半までに支度を終わらせなくてはならず、やはり逆算が必要です。
 
間に合わせるためには、逆算に次ぐ逆算です。
 
見通しを立てて行動することが苦手は弟は、登校時によく「時計を見て行動しなさい」と母に言われていました。でも、それだけではダメですね。時計を見ただけでは、逆算はできません。支度にどのくらいの時間がかかるのかの検討がつけられるようでないと、いくら時計を見ても間に合わせることができません。無駄に焦らせるだけです。
 
支度をして、時刻通りに到着するという行為は、かなり高度な思考力が必要なんだと思います。詳しくはQ&Aの回答に譲りますが、まずは手伝ってあげてもいいから「間に合った」という感覚が持てること。そして、ここがもっとも重要ですが、支度にどのくらいの時間がかかるのかを把握できるようになることです。これができて初めて「時計を見て行動」ができるようになるのだと思います。
 
結局、弟は見通しがつけながら支度して家を出るということができないまま大人になってしまいました。逆算ができないため、3時間も前に現地に到着し、現地付近でコーヒーを飲んで時間を潰します。こういう時間の使い方をしていると、睡眠時間が少なくなり、体が疲れやすくなってしまいます。常識を逸したこの早出は、焦りたくない、間に合わなかったらどうしよう、というさまざまな思いが入り混じっているのだとは思いますが。いくら、もっと、遅く家を出ても間に合うといっても、ダメですね。

 
母が手伝いながらでも、支度にかかる時間を意識できるように、そのために時計を見るようにすれば、よかったと今になって思います。
 
 
 

 

トビラコ店主

 

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