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子どもに言葉を教えこもうとしていたわけでもなく、でも子どもが自然と言葉に親しめることを、人は昔からしてきました。
赤ちゃんや幼児に、こんなふうに話しかけたことはないでしょうか。
「ワンワンが、いるね」
「ニャーニャーだね」
「ボールいくよ、コロコロ、ポーン」
「ゴシゴシしようね」
これらの擬態語、擬音語はオノマトペと呼ばれます。
言葉を知らなくても、真似しやすいのが特徴です。
言葉を覚えるのは、まず聞いて、口真似するところから始まります。オノマトペは、脳に「口真似」の回路を作ってくれるのだそうです。
言語聴覚士は、昔から療育の一貫としてオノマトペを使っていたと聞きました。
でも、よく考えてみると、私たちは、オノマトペの効用を知らなくても、言葉がまだおぼつかない子に「ワンワン」「ニャーニャー」と語りかけていました。
これって、本能的なものなんでしょうか。考えてみればすごいことですよね。
しかも、さらに、すごいなと思うのは、オノマトペを使う場面です。
赤ちゃんや子どもが、犬や猫を興味深そうに見ていたり、触ったりしたときに「ワンワン」「ニャーニャー」と語りかけることが多いように思います。
これもじつは言語聴覚士さんがしていること。言葉を教え込むのではなくて、子どもが興味を示したときに、「ボール、コロコロ、ポーン」などと話かけたりします。
子どもの興味に沿って語りかけるのが、一番効果的なんだそうです。「教え込もう」として覚えるものではないということですね。
トビラコ店主
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