トビラコへ、ようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
——————————–
遊びをスケジュール通りにこなすことが、子どもにとってほんとうにいいことなのでしょうか?
もっと遊びたいのにという気持ちはないのでしょうか?
遊んでいる子に向かって「もう、お片付けよ」と言われて、「え〜」と言う子こそが、「遊びこみ」に向かっている子であって、すぐに片づけでしまう子は、ほんとうに遊べているのだろうか。という話が愛読書の『発達教育』12月号に掲載されていました。
この話を読んで、あることを思い出しました。
子どもが自分の責任で自由に遊べることで知られる「プレーパーク」という遊び場があります。禁止事項の多い公園に抗するように生まれた遊び場です。特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会hが運営しています。公園の一角に作られていることもあれば、裏山や空き地のようなところに作られていることもあります。
プレーパークには、プレーリーダーといって、遊びを見守る(監視や管理ではなく)大人がいます。ときに一緒に遊んだりすることもあります。
プレーリーダーのなかに、元保育士、元幼稚園教諭が少なからずいます。話を聞いてみると、園で行われている子どもの遊ばせ方に疑問を持ちをやめたのだとか。
園では、子どもたちは次々にプログラムをこなして息つく暇もなかったと言います。「遊びこむ」どころではありません。
「遊びは魂の活動だ」と日本冒険遊び場づくり協会設立のメンバーに聞いたこともあります。ただひたすら穴ぼこを掘りたい子が、気のすむまで掘ることができる遊び場でありたい。とそのメンバーは語っていました。
「魂の活動」とは、「これをしたい」という自分の中から湧き上がってくるものです。魂はスケジュール通りには活動しないでしょう。だから、可能な限り「気の済むまで」魂の活動をさせてあげてほしいなと思います。それが「遊びこむ」ということではないでしょうか。
トビラコ店主
********************************
ウェブサイト以外でも発信しています。
『PriPriパレット』(世界文化社)にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか!」連載中
Twitterはhttps://twitter.com/tobiraco_co_ltdこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。
*******************************