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「べっこうあめアマミ」さんという方を、親しくしている編集者から聞きました。
知的障害をともなう自閉症のお子さん(7歳)のお母さんです。Twitter、noteなどで活発に発信していらっしゃる方なので、ご存知の方も多いかもしれません。
早速Twitterをフォローさせていただき、noteも拝見しました。
noteの最新が、息子が知的障害の診断を受けた時の話
わが子に障害のあることを告知されたときの親の気持ちが、リアルに描かれています。ああ、うちの母も、弟や妹の障害が告知されたときは、こうだったのかなあと思うと、なんだか胸が詰まる思いです。
そして、世の中の他の人たちが「あの人は、障害と関係なく生きているんだよなあ」とか、母も思ったことでしょう。
私自身、学生時代は友達がきょうだいの話をするときに、心のなかで(だって、あなたの弟は言葉が通じるんでしょ、障害がないんでしょ)と思っていた時期がありましたね。
急いで付け加えると、きょうだいを恨んでいたとか、そんなことではないんです。当時も今も、ふたりとも私にとっては、かけがえのない可愛い弟や妹たちです。ただ、友達とは境遇が違うということをいつも思っていたわけです。
余談ですが、「他の人と違ってあたりまえ」が骨の髄まで染み込んで生きてきたことは、決してマイナスではなかったと思います。なぜなら、他の人と比べたりしなくなるからです。違って当たり前だから、比べないんです。きょうだい児=かわいそうという、ステレオタイプの単純な見方はほんとにやめてほしいですよね。この話をしだすと長くなるので、以下略。
べっこうあめアマミさんは、このブログ(というか漫画)で、「子どもの障害受容なんて
未だにできたかどうかわからない」
「それでも私たちは
ただ毎日を生きるだけ
子どもにとって
自分にとって
一番だと思う選択を重ねながら」
この一文に、私はぐっときて、あやうく涙をこぼすところでした。
ほんとに、これです。障害のある子のお母さんには「障害受容」なんて、専門家の考えた言葉にふりまわされないでほしい。日々、自分を信じて生きてほしいと思います。
べっこうあめアマミさんをまだご存知ない方、ぜひフォローしてみてください。
トビラコ店主
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