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2021.12.22

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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『発達障害・知的障害のための合理的配慮ハンドブック』というやや専門家向けの本に、障害の特性に合わせた授業の一例として、ADHDの子の場合、1テーマ5〜10分で終わるような組み立てが望ましいと書かれていました。
 
その理由として、ADHDの子は短時間で気持ちを切り替えることが可能であり、授業の中で集中できる時間が長くできることも考えられる。できれば、ADHDの子どもが興味をもつ内容を教材に取り入れることも一案であろう。このように、さまざまなアイデアを出して、子どもに少しでも多くの内容を学ぶ可能性を提供することが合理的配慮の一つと考えられる(『発達障害・知的障害のための合理的配慮ハンドブック』有斐閣より引用)。

 
乱暴にまとめてしまうと、次のようになりますよね。

●同じことを長時間させない。
●変化をつける。
●学習は本人の興味から入る。
 
これをこのまま、学校の先生に「合理的配慮」としてお願いしてしまうと、角が立つかもしれません。
 
「うちの子、興味のあることなら、すごく学ぶ意欲がわくんですよ。電車の図鑑ならずっと見ています」と、学習の意欲がわく方法をそれとなく先生に伝えるのもいいのかなと思います。
 
先生にもよりますが、雑談のできる先生なら、雑談まじりに伝えるのもいいですよね。
 

障害があることで不利になったり、学習の機会が奪われないように配慮することが「合理的配慮」。浸透するまでには、まだ時間がかかりそうですが、保護者の側が先生に配慮について伝えることも必要なんでしょね。ただ、伝え方次第では無用な対立を生むことになるので、そこは大人の対応を、ということになりますね。
 
あるベテランの保護者は、先生と向き合うのではなく、先生の横に座って話すといいと言っていましたね。ちょっとしたことですが、フレンドリーな雰囲気に話すには案外効果的かもしれません。

 
 

 

トビラコ店主

 

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