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2022.01.08

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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就学先の検討を「就学活動」というそうですが、言い得て妙です。
 
というのも、普通学級があたりまえコースの人にはわからないかもしれませんが、それ以外のコースを検討する場合には、積極的な情報の入手が重要になってくるからです。わが子の特性を理解し、特性にあった学び方で教えてくれる場はどこか。役所が親切に教えてくれたりはしません。保護者が自力で良い情報を入手するしかなく、まさに「就学活動」と呼ぶにふさわしいと思います。
 
「就学支援」と称した「就学」に関する本や雑誌の記事などは、たくさんあります。参考にはなるでしょうが、あくまで参考程度と考えておいた方がいいように思います。自治体によって、実態がまったく違うからです。
 
障害のある子の就学に関して大まかな方針は国が定めた学校教育法で決められています。たとえば、支援学級1学級の定員が8名であるとか、支援学校は1学級6名が定員で、重複障害の場合は1学級3人であるとか。
 
でも、自治体によっては、支援学級の定員がオーバーすると、グレーの子が普通学級に入れられて苦労する場合もあるようです。支援を必要とする子が、定員の8名を過ぎているのなら、もうひとつ支援学級を作らなくてはならないはずです。でも、それをしていない自治体は結構あります。教えられる先生がいないという事情もあるようですが。。
 
また、支援学級とひと口に言っても、固定級と通級(指導教室)があります。そのどちらがわが子にあうのか。あるいは、支援学級よりも支援学校のほうがいいのか。こうした検討をするのも「就学活動」です。
 
就学先の検討は、自治体の「就学相談」が窓口になります。お住まいの地域の自治体のホームページで「就学相談」と検索してみてください。手続き等が案内されています。役所に電話して聞くのもありです。
 
就学相談は、自治体によって違いますが、専門家(医療、特別支援教育等)を交えての検査や相談となります。保護者の意見も十分に取り入れながら、就学先が決まります。就学先が決定し通知されるのが、就学する年の1月ごろ(自治体によって違う)です。
 
就学相談とセットになっているのが、学校見学です。学校によっては授業の体験もできます。
 
自宅から学校までの道のり、学校の中、下駄箱や廊下、教室などを実際に見て、授業体験することで就学をイメージできます。
 
もうひとつ。もし可能なら、実際にその学校に通わせている保護者に聞いてみてください。とくに支援学級の場合、障害に理解がある先生がいるかどうかで、まったく違ってきます。
 
で、「就学活動」をいつから始めるかですが、情報の収集は早いにこしたことはありません。就学支援に熱心な園は、入園時から就学支援を意識しています。これは、入学して困らないように何かをするというのではなく、どこかの時点で保護者に伝えることを意識してのことです。そして、良い就学支援をしている園は、学校との交流がさかんなので、学校の情報(支援級の先生の情報など)も豊富にもっています。
 
体験者の話としておすすめしたいのは、べっこうあめアマミさんのキンドル本
 
どんなに進路に悩む障害児ママでもバシッと就学先を決められるようになるすごい話
 
こちらは、実体験としてとてもリアルに書かれています。ご一読を。

 
 

トビラコ店主

 

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