~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
子育て雑誌は、今どのくらいあるのかしりませんが不振だと思います。
ネットにとって変わられたと編集者は思っているかもしれません。
でも違うと思います。長らく子育て雑誌の編集をやってきた人間の反省として、この手の雑誌はあまりにも親(主に母親)ひとりへの負荷をかけてきたからです。
やれ「声かけ」、やれ「ほめ方叱り方」、やれ「怒鳴らない親」、やれ「待てる親」などなど。これらはすべて母親が担うことが前提になっています。編集者側からすると全て一定の売り上げが望める定番特集。売上が低迷していれば、このうちのどれを特集すればそれなりの数字が見込めたのでした。
でも、今はそんな時代ではありません。うちの近所を歩いて気づくのは父親の参加が随分と増えてきたことです。保育園に送り迎えするパパ、子どもと買い物するパパ、子どもと公園でサッカー(時期的なことがあるとはいえ)するパパ、当たり前にみかけます。
母親ひとりが担う子育ては、誰も望んでいないのです。さらにいえば、少子化の時代に家族だけが子育てを担うのではなく、地域や社会全体で支える仕組みが必要な時代です。そのことに読者である親はとっくに気づいています。気づいていないのは子育て雑誌や子育て本を編集している人間かもしれませんね。私も子育て雑誌をずっと続けていたら、気づいていなかった側だったことでしょう。
編集の現場を離れて、障害のある子のママたちの話を聞きながら、あ、これは子育て雑誌がぜんぜんすくいあげていないなと思うことがたくさんありました。
そんなわけで、来年の夏には子育ての現場感覚にあふれた単行本を編集します。なんでもネットのせいにしちゃダメですよね。
トビラコ店主
********************************
ママたちに大人気 こどもリハビリかめきちさんにインタビューしました。
日本一リアルタイムに相談できる小児PTかめきちさんにきいたリハビリと魂の話
Twitterはこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。
*******************************