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2022.12.23

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

 

子どもにSOSの出し方を教える前に、大人が子どものSOSを受け止められるように。そして子どもがSOSを大人にさせるような関係づくりを。
 
ある養護教諭がTwitterのプロフィールにお書きになっていました。実際はもっと詳しいのですが、要約させていただきました。
 
この先生、トーキングゲームを「安心して発言できる学級会」ということで活用してくださっています。で、クラス全員が前のめりで発言者を温かい眼差しで見て、素晴らしい相づちをうてた子がモデルになるそうです。
 
わ〜なんだか、トーキングゲームのお手本のような使い方をしてくれています。
 
で、一番多かった感想が、こちらになります。
 
「みんなが静かに自分の話を聴いてくれて嬉しかった」
 
どの学年でも、特別支援学級(学校?)でも、みんな大好きなんだそうです。
 
子どもたちは、安心して話をできる雰囲気を切望していると、この先生はおっしゃっています。こういう視点のある先生だから全員が楽しめるともいえます。
 

本当にそうです。大人もです。みんな「自分の話を聴いてもらっていない」感がすごく強いのではないでしょうか。
 
なんで聴いてもらえていないかというと、聴く側が欲している情報が多すぎるんじゃないかなと思います。あれも知りたい、これも知りたいでインプットがアップアップ状態。
 
話が飛びますが、倍速で映画やドラマを観る人たちが増えています。私なんかは、そこまでして観る必要があるのかなと思ってしまうタイプですが。作り手に対するリスペクトも足りないんじゃないかな。それはともかく、でも、だからというべきか、「情報をもっともっと欲しい」の人たちは、ひとつひとつ(一人ひとり)の情報もじっくりと聴く時間がないわけです。映画やドラマはその時間をかけて見ることで作品をじっくりと味わえるようになっていると思います。そこをすっ飛ばしてあらすじと結論だけ知りたというのは、なんか、生き急いでいる気がします。
 
1日に10分でいいので、トーキングゲームを使わなくてもいいので、話をじっくり聴く時間を意図して作ってみてはいかがでしょうか。これ、自分に向けて書いています。

 
 

トビラコ店主

 

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