お知らせ一覧

2022.12.26

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

 
自閉スペクトラム症の子の激しい自傷行為から、「普通の生活」がままならない親子を取材した番組が放映されたそうです。見逃しましたが、ウェブに掲載されている内容を見る限り、身につまされる人が多かったのではないかと思います。
 

誰か助けてください障害児“療育”理事長の監禁事件 届かない叫びを受け止めて

 

福岡で起きた障害児虐待で逮捕されたNPO法人の理事長に助けられたと感じる人は少なくないようです。番組に登場する母親もそうです。
 
いわゆる「強度行動障害」といわれる特性のある子との暮らしは、本当に大変です。
 
妹も、一緒に暮らしている時は自傷行為が激しくて自分の頭のてっぺんを血が出るまでむしったり、自分の顎を拳でぶつけたりしていました。奇声を上げることもありました。父の頭をポカポカとぶつこともありました。部屋中のそちこちでおしっこをすることもありました。
 
妹は小柄でしたが、体格の大きな男子だったら、と考えるとドキドキとしてきます。
 
番組に登場するほどの行動障害ではなかった妹ですが、それでも母はヘトヘトでした。見かねた近所の親切な方が、クリスチャン系の入所施設を紹介しくれて、そこに入ることができました。
 
わが子を施設に入れることは親としては辛いことです。母も断腸の思いだったと思います。でも、結論からいうとこれでよかった、母の性格を考えても、この選択肢しかなかったように思います。
 
将来を儚んで、わが子に手をかける親のニュースを見るにつけ、あの時の母だったかもしれないと、私には人ごととは思えないのです。行動障害のある子と暮らすことが、日々、どれだけ大変なことなのか。一緒に暮らさなければわかりません。
 
NPO法人のしたこととは別に、自閉スペクトラム症の子と暮らす上で、一瞬でも気を抜けない親がいることを知ってもらう意味でも、この番組は意義があったと思います。
 
家族と暮らすことだけが幸せではないし、家族の力を美談のようにして語る報道は時に罪深いものであると思います。
 
 

トビラコ店主

 

********************************

小学館子育てサイトHugKumでトーキングゲームの連載が始まりました。
ひきこもり少年の心を開いた「トーキングゲーム」。子どものホンネを引き出し、3万人以上に愛される秘密とは


 

 
Twitterはこちらから

Facebookはこちら

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

*******************************