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Twitterで、こんなポスターが話題になっています。
行政作成のポスターのようで、支援者の友人が困ったといって送ってきました。母親に対する脅しにもなっていますね。このポスターみて自責的になる人もいそうです。いつも右側ができる母親は滅多にいないでしょうし、現実的とは思えない。父親が全く出てこないのも不思議。 pic.twitter.com/4rkBLM15Bi
— Tokio Uchiyama (@TokioUchiyama) January 14, 2023
母親が苦しめるもの以外のなにものでもないと、多くの人が指摘しています。私もそう思います。
でも、これ、10年前までならおそらく通用したと思います。10年前といえば、私が子育て雑誌の編集をしていた時代です。当時、スマホを見ながらの子育てが非難されていました。特に子育てメディア界隈の「専門家」たちはそうでしたね。
むしろ、子育てメディア界隈にいない人の方が「スマホ? 別にいいんじゃないの」という感じだったと思います。
たとえば、和楽器のひちりき奏者の東儀秀樹さんもそのひとり。意外に思われるかもしれませんが、彼は息子さんを幼稚園に通わせずに、ご自分で育てていて著書もあります。
著書には、「ママだって自分の時間がほしいよ。抱っこしているときとか、散歩させているときとかスマホ見るくらい全然問題ないよ」
という趣旨のことを本で書かれていたので、当時編集者であった私は、この本を紹介しました。東儀さんは、著書ではママが機嫌がいいことが一番大事ということも書かれていました。
子育て雑誌は、ともすれば「いい母親像」を知らずに押しつけていて、母親を苦しめていることがあります。東儀さんくらいの自由度があっていいし、スマホOKという人の話を読んでほしくて、本を紹介したのでした。
でも、当時この本はそれほど売れなかったと思います。今でもそうですが、子育て本は女性の「専門家(評論家的も含め)」が多かった時代ですからね。
では、「母親はこうあるべき」論を振りかざす人の子育てが、本当はどうであるか。私は、編集者という立場上、知ってしまうことがたびたびありました。子どもに対して実は支配的であり、子どもが不幸な目にあっているケースだってありました。
なので、自分を窮屈にしてしまう子育て本や子育て論とは距離をおいてほしいと思うのです。
トビラコ店主
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