お知らせ一覧

2023.01.28

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

 

発達障害本は山のように出版されていますが、時流にのっただけの本はやはり残らないですね。
 
読み継がれているのは、長きにわったって支援をしてきて、今も発信力がある人たちの本です。私が、今でも繰り返し読んでいる本をご紹介します。専門的な知識だけではなく、家庭で今すぐできることも提案してくれている本です。

 
<作業療法士の本>

発達障害は、脳の不具合からきています。その不具合ゆえに運動機能や感覚が脳の中で交通整理できなくなってしまいます。作業療法士は、そこを支援してくれます。
 
木村順さんは、作業療法士の第一人者として、30年以上支援してきました。人類の発達から発達障害とは何かを語りつつ、具体的な支援も教えてくれます。人気ドラマ「リエゾン」でもアドバイザーとして参加しているようです。
 
2006年に発行されているのに、今読んでも少しも古くありません。むしろ、今こそ読まれるべきではないか思います。
 
育てにくい子にはわけがある 感覚統合が教えてくれたもの』(木村順著 大月書店)
 
 
みんなでつなぐ 読み書き支援プログラム』(井川典克監修 高畑脩平・興津光佳・荻原広道 特定非営利活動法人 はびりす 編著 クリエイツかもがわ)は、作業療法士、理学療法士たちが脳の仕組みから読み書きの困難について語っています。本書を読むと、読み書き困難の原因はじつに様々であることがわかります。家庭でできる具体的な支援法とグッズも紹介されています。

 
<言語聴覚士の本>
 
言語聴覚士は、単に言葉の発達を支援するだけではなく、コミュニケーションを支援する仕事でもあります。
 
中川信子さんは、日本の言語聴覚士の草分けであり、現在も精力的に活動している方です。中川さんの本は、難しい理論をこれ以上砕けないといくらいにわかりやすく伝えてくれて、しかも具体的にできることも書かれています。どの本も長く読み継がれていますが、ここでは2冊ご紹介します。

 

ことばの不自由な人をよく知る本』(中川信子・阿部厚仁監修 障害のある人とともに生きる本編集委員会編著 
合同出版)
 

発達障害とことばの相談 子どもの育ちを支える言語聴覚士のアプローチ』(中川信子著 小学館新書)

<放課後等デイサービス支援員の本>

子ども主体に考えた放課後等デイサービスのあるべき姿を知りたいときにおすすめ。放課後デイサービスもまた、長きにわたって支援している人の本は厚みがあります。
 

障害のある子の放課後活動の世界にこの人ありと言われる村岡真治さん。1978年、日本で初めて放課後等デイサービス(当時は、障害児のための放課後施設)を設立。放課後等デイサービスの支援の本質は、子どもが安心して遊べる場を提供することであり、子ども同士の人間関係をつむぐ支援であり、保護者支援であることがわかります。エピソードに、村岡さんの暖かな眼差しを感じます。

揺れる心が自分をつくる 放課後活動だからできること』(村岡真治著 全障研出版部)

 
村岡さん含め、さまざまな放課後等デイサービスの支援を知ることができる本もおすすめです。

放課後等デイサービス ハンドブック 子どもたちのゆたかな育ちのために』 (障害のある子どもの放課後保障全国連絡会)アマゾンでも販売されています。

 

<福祉制度の専門家の本>
 
著者の渡部さんは行政書士ですが、お子さんが重度の自閉症ということもあり、早くから「親なきあと」の相談室を主宰。福祉制度やサービスを地図を広げるように見渡せる本書は、一家に一冊常備しておきたい本です。

障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて』(渡部伸 監修 自由国民社)

 
 

トビラコ店主

 

********************************

小学館子育てサイトHugKumでトーキングゲームが記事になりました。
ひきこもり少年の心を開いた「トーキングゲーム」。子どものホンネを引き出し、3万人以上に愛される秘密とは


 

Twitterはこちらから

Facebookはこちら

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

*******************************